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夫婦間であってもなかなか打ち明けにくいが性生活の話です。悩んでいても相談できない人も多いでしょう。自分と同じように悩んでいる人はいるのか、相手にはどんな悩みがありうるのかなど、セックスを心地よいものにするために知っておけるとよいですよね。参考になるアンケート調査をご紹介します。
日本人のセックスについて調査した「第4回【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ 2020」 によると、「セックスの悩み」には男女差や年代差があることが明らかになりました。さて、どのような違いがあったのでしょうか?
はじめに、セックスに悩みがある人と悩みがない人とで、それぞれセックスをしたいと思うかどうかを見てみましょう。意外な結果が出ています。「セックスをしたいと思わない」人よりも「したいと思う人」の方が悩みを持っている人が多いことが判明しました。つまり「セックスをしたい」のに「しようと思うと悩みが…」ということのようです。
では、具体的な悩みにはどのようなものがあるのでしょうか?
男性の悩みでは、ほとんどの年代で「挿入時間や射精までの時間が短い」を挙げる人がトップとなりました。特に40代男性がこの悩みを抱えている人が多く、4割近くに上っています。また、この悩みは女性の場合には1割に満たないことから、男性特有であることもわかります。
20~40代の男性の場合、次に多い悩みとして挙がったのは、「自分の性器の大きさや形・色などが気になる」でした。こちらも男女で比べると、男性の方が女性よりも気にしている人が多い傾向にあるようです。
なお、50代以上の男性では「勃起しづらい・できない」など精力の衰えなどに悩む人の割合が増えています。
女性の悩みのトップは「オーガズム(男性は射精、女性は絶頂感)に達することができない」でした。特に20代~40代に多く、約3割の女性が挙げています。続くのは「快感が得られない」。このことから、時間の長さを気にする傾向が強い男性に対し、女性は「快感や満足感を得られない」ことを気にしているという違いが見えてきました。
また、女性の場合は、悩みがないという人の割合に年代によって大きな差が生まれているのも特徴といえます。20~30代では約4割ですが、40代になると約5割、50代になると約6割と、年を重ねるほどに悩みが少なくなるようです。男性は50代や60代でも悩みが「特にない」という回答は5割を下回っているのとは、対照的ですね。
セックスの悩みも人それぞれではありますが、この調査を見ると、男女で傾向が異なることがわかりました。また、男性の場合は年齢を重ねても何らかの悩みを持つ人が半数以上ですが、女性の場合は、悩みがない人が年齢とともに半数を超えていきます。他の人はどんな悩みを抱えやすいのか、参考にしてみてくださいね。
■第4回【ジェクス】ジャパン・セックス・サーベイ 2020調査地域:全国47都道府県調査対象:20歳~69歳の男女調査時期:2020年2月21日から24日まで有効回答数:5,029サンプル
(マイナビ子育て編集部)
※画像はイメージです
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