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夫や妻、主人や嫁など、自分の配偶者やパートナーを指す言葉は、いくつか種類がありますよね。自分の呼び方は一般的なのか気になる人もいるかと思います。多くの人が使っているのはどの呼称なのでしょうか?20~69歳の既婚男女に行ったアンケート調査から、参考になるデータをご紹介します。
ジブラルタ生命保険が実施した「家族愛に関する調査2022」によると、自身の配偶者・パートナーを第三者を紹介するとき、男女ともに紹介する相手によって呼び方を使い分けていることがわかりました。職場の上司や年上の知り合いなど目上の人に紹介する場合と、近しい友だちや後輩などに紹介する場合で、区別しているケースが多いようです。
ジブラルタ生命保険「家族愛に関する調査2022」より
まず、男性の場合を見ていきましょう。
<目上の人に紹介する場合>男性が配偶者のことを目上の人に紹介するときに使う呼称は「妻」がトップとなりました。約4割の人がこれを使用しているようです。次いで「嫁」(21.4%)、「家内」(10.5%)と続いています。
<近しい知り合いや目下の人に紹介する場合>一方、近しい知り合いや目下の人に紹介する場合には「嫁」がトップに。近しい人には33.4%、目下の人には35.8%の人が「嫁」を使っているようです。目上の人の場合に多い「妻」は、2割に満たないことがわかりました。
また、意外と多いのが「奥さん」。近しい人や目下の人だけではなく、目上の人に紹介するときでも9.9%と約1割の人が使用しているようです。ただし、奥さんとは本来、他人の妻を敬って呼ぶときの言葉とされています。
次に、女性の場合はどうでしょうか。
<目上の人に紹介する場合>目上の人が相手の場合、半数近い47.3%の人が「主人」と回答しています。他の呼称としては、「旦那」(22.3%)、「夫」(21.4%)という結果に。
<近しい知り合いや目下の人に紹介する場合>一方、近しい人や目下の人の場合には「夫」ではなく「旦那」の方が多くなりました。
また、近しい人や目下の人の場合に「夫」を使う人は1割前後。とくに近しい相手に対しては「名前+くん・さん」を使っている人が約1割と、他の相手よりも多くなっています。「夫」だとかたいイメージがあるからかもしれませんね。
自分の配偶者やパートナーを第三者に話す場合、多くの人は相手との関係性によって、呼び方を使い分けていることがわかりました。おそらく、その理由としては、それぞれの言葉の持つ印象が影響しているでしょう。たとえば、かたいイメージがある「妻」や「主人」は、目上の人に対してかしこまった言い方をしたいときの呼称として選ばれていると思われます。一方、近しい人や目下の人に対しては、少し砕けたイメージを与える「嫁」や「旦那」を使う人が多いようです。また、無難な呼び方といえば「夫」か「妻」ですが、「夫」を使用する女性が比較的少なく、男女の違いが表れる結果となりました。
(マイナビ子育て編集部)
※画像はイメージです
■家族愛に関する調査 2022/ジブラルタ生命保険調査地域:全国調査対象:20歳~69歳の既婚男女調査時期:2022年10月7日から17日まで有効回答数:4,700サンプル(男性2,350名/女性2,350名)
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