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カラーバリエーションが豊富なプリムラはガーデニングで人気の花です。ここでは、プリムラの概要や特徴、花言葉、名前の由来などを詳しく説明します。
プリムラの花言葉は「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」です。
「青春のはじまりと悲しみ」という花言葉は、プリムラの開花時期が関係しています。プリムラの開花時期は10月〜4月と、寒さ厳しい季節に花をさかせ、夏を待たずに枯れてしまうことからこのような花言葉がつけられました。
「青春の恋」とは、プリムラのカラーバリエーションの豊富さからつけられた花言葉です。プリムラには黒色以外の全ての色があるといわれるほど花色が豊富なので、いろいろな色のプリムラが花壇で咲き乱れる様子から青春をイメージしてつけられたといわれています。
英語の花言葉early youth(青春のはじめ)young love(青春の恋)I can’t live without you(あなたなしでは生きられない)
プリムラには約600もの種類があり、色別・種類別につけられている花言葉もあります。それぞれの花言葉をご紹介します。
赤色のプリムラの花言葉…「美の秘密」「後園のない功績」紫色のプリムラの花言葉…「信頼」プリムラ・シネンシスの花言葉…「永遠の愛情」プリムラ・ポリアンサの花言葉…「富の誇り」「無言の愛」「可憐」プリムラ・オブコニカの花言葉…「しとやかな人」「青春の美しさ」「初恋」プリムラ・ジュリアンの花言葉…「青春の喜びと悲しみ」プリムラ・マラコイデスの花言葉…「素朴」「気取らない愛」「運命を開く」
プリムラの花言葉に怖いものはありません。
プリムラは寒さに強く、種類も豊富で色や大きさもさまざまです。
多年草の植物といわれていますが、種類によって一年草のものもあります。プリムラとは外国産のサクラソウのことを指し、その中でも園芸店に出回っている代表種がプリムラ・ジュリアンという品種になります。
・分類…サクラソウ科サクラソウ属・原産地…ヨーロッパ、アジア・別名…西洋サクラソウ、・開花期…11月〜4月・出回り期…9月〜5月
プリムラはラテン語の「primus(最初)」が語源となっており、早春に花を咲かせることからこの名前がつけられました。英名である「Primrose(プリムローズ)」は「最初のバラ」という意味があります。こちらも同じように、早春にバラのように美しい花を咲かせることが由来となっています。
誕生花とは、生年月日にちなんだ花のこと。ギリシャ・ローマの神話に由来するとされていま す。プリムラが誕生花となる生年月日は以下のとおりです。
プリムラ・マラコイデス1月18日、1月25日、2月12日
プリムラ・オブコニカ2月19日、3月1日
プリムラ・ポリアンサ5月1日
プリムラ・ジュリアン12月29日
プリムラにはギリシャ神話に関する悲しい伝説があります。
花の女神フローラにはパラリソスという美しい息子がいました。パラソリスにはメルセリタという愛する恋人がいましたが、結婚を前にしてメルセリタは病で亡くなってしまいます。パラソリスはメルセリタを失ったことで失意のどん底に落ちてしまい、後を追うようにして死んでしまいました。女神フローラはパラソリスを不憫に思い、パラソリスを春一番に咲くプリムラの花へと変えたといわれています。
その昔ドイツの田舎町でリスベスという少女が病気の母と一緒に暮らしていました。貧しくて母の病気を治す薬を買うことができなかったリスベスは、プリムラ・マラコイデスを摘んで母を元気付けようと思い野原に行きます。ですが、可憐に咲く花を見たリスベスは花を摘むのをかわいそうに思いました。すると花の妖精が現れ、優しいリスベスに「お城に行き鍵穴にプリムラ・マラコイデスを差し込めば扉が開く」と教えてくれました。言われたとおりお城に行くと、花の妖精が待っており部屋にはたくさんの宝物がありました。妖精は宝物をリスベスのポケットに詰め込みます。その宝物で薬を買うことができ、母は奇跡的に回復しました。それから2人は幸せに暮らしました。というドイツの古い物語があります。
このお話から、ドイツではプリムラを「鍵の花」と呼んでいます。イギリスでは鍵を管理する聖「ペテロ」にちなんでプリムラを「ペテロの草」と呼んでいます。
エディブルフラワーとは、食べられる花(食用花)のことをいいます。プリムラ・ジュリアンはエディブルフラワーの中でもポピュラーな花です。ほんのりと甘く、ほどよい苦味がある人気の花になります。カラフルな見た目が食卓を彩ってくれます。甘い香りがスイーツとの相性バツグンです。
食べ方はいろいろありますが、サラダやケーキ、フラワーアイスキューブにするのもおすすめです。
華やかさを演出するだけではなく、栄養価が高いエディブルフラワーは美に関心が高い女性にとても人気です。
プリムラは種類もカラーバリエーションも豊富で、いろいろな表情を見せてくれるので、育てる楽しみもありますね。エディブルフラワーとしても人気がある花なので、お菓子などにのせてプレゼントしてみるのもおしゃれですね。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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