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第一子を妊娠中の女子プロレスラー・凛さんが、妊娠してからの体調の変化についてブログで明かしています。
(※画像は凛さんオフィシャルブログより)
凛さんは女子プロレス団体「Marvelous」で活躍し、元プロレスラーでタレントの北斗晶・佐々木健介夫妻の長男・健之介さんと2022年に結婚。今年2月に第一子を妊娠中であることを公表しました。現在はカナダで映像作家をしている健之介さんと一緒に暮らすために渡加し、カナダでの出産を控えています。
カナダへ渡ってからは時差ボケや悪天候の影響もあって体調を崩したこともあったそうですが、最近は天気も穏やかですっかり元気になったとブログで報告している凛さん。ただ、妊娠してからというもの「ほんとに眠くて毎日身体がダルく」感じるといいます。
「今日は一日中睡魔と戦ってます妊娠してからほんとに眠くて毎日身体がダルく感じます「ちゃんと休んでるのに身体は違うんだよね」不思議な感覚です」(凛さんオフィシャルブログより)
(※画像は凛さんオフィシャルブログより)
妊娠中、眠くてたまらないという妊婦さんは少なくありません。特に妊娠初期は、妊娠を維持するために「プロゲステロン」というホルモンの分泌が急激に増加しますが、プロゲステロンには少しだけ体温を上昇させる働きがあり、寝つきが悪くなって睡眠サイクルが乱れることが考えられます。夜に十分な睡眠を取れず、昼間に強い眠気があったり、疲れやすくなったりするのです。
プロゲステロンの増加は出産まで続きますが、妊娠中期になるとプロゲステロンを分泌する場所が卵巣から胎盤に変わり、体温を上昇させる作用はなくなると言われています。ゆえに、妊娠中期になると眠気は治まる傾向にあるのですが、人によっては妊娠初期に睡眠リズムが大きく乱れた影響で時差ボケのような状態が続き、中期にも昼間の眠気が続くこともあるようです。
妊娠中、体調がいつもと違うと感じていても、仕事があったりしてゆっくりできない妊婦さんは多いでしょう。ただ、眠気が強いのに無理をしていると、転倒などのケガや仕事のミスにつながってしまうこともありますし、車の運転なども危険が伴います。どうしても眠いときは無理せず休むことを優先しましょう。
一方で、昼寝が夜の睡眠を妨げてしまっては本末転倒です。昼寝は短時間にかつ午後3時までには終わらせると良いでしょう。心身を回復するために短すぎず、また昼寝のあとかえって眠くならない理想的な時間は「10~20分程度」と言われています[*1]。昼寝で夜の睡眠不足を取り返そうとせずに、その日の夜によく眠れる工夫を心がけたいですね。
また、特に安静の指示がない妊婦さんでは、適度に体を動かすことも大切。運動不足から、極端に体重が増えたり筋力が落ちたりしてしまうこともあります。医師からとくに止められていなければ、散歩や妊婦体操といった運動をして体を動かすことが推奨されます。運動すると筋肉の機能が高まり、疲労を軽くする効果も期待できるでしょう。
参考文献 [*1]米睡眠財団:昼寝
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マイナビウーマン子育て
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