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タレントの柳原可奈子さんが、娘たちの飛行機デビューに向けて準備していることをInstagramで明かしています。
2019年に1歳年上のフジテレビ社員と結婚し、現在は3歳と0歳の姉妹を育てている柳原さんは、この4月に産休から復帰。あわせて公式Instagramを開設し、3歳5ヶ月の長女が「生まれつきの脳性まひ」であると公表したところ、大きな反響が寄せられました。
GWにお出かけの予定がある人も多いですが、柳原さんのお子さんたちもこのたび 「飛行機デビューすることに」なったそう。ただ、脳性まひの長女は搭乗中「座位を保持するのが難しい」ため、作業療法士の先生に相談したところ、飛行機に搭乗する際は「座位保持補助具、チャイルドシートの貸し出しがある」と教えてもらったといいます。
その情報を頼りに航空会社に問い合わせた柳原さん。「搭乗口ギリギリまで自分のバギーで移動→→バギーを荷物として預ける→→チャイルドシートを取り付けてもらった席まで抱っこ移動」という流れで、長女も無事に搭乗できることがわかり、予約を済ませることができたそうです。
また、柳原さんは「お出かけ先で大活躍してくれそう」なグッズとして、長女用の「ポータブルチェア」を紹介。長女は普段、バギーが必須なため、訪れる場所によっては利用が難しいこともあるようです。しかし、椅子に固定して使えるポータブルチェアがあればそうした心配を減らすことができるとのこと。実際にポータブルチェアに座っている長女の写真や、ポータブルチェアを肩掛けバッグのようにして柳原さんが持ち運ぶ写真も公開しています。
「バギーごと入るには難しそうなレストラン、座位保持装置がない帰省先、床置きもできるから旅館やホテル、ピクニック、キャンプにもいいねバッグのように持ち運べるからもっと家族で気軽に色々な所に行けそう」(柳原可奈子さんオフィシャルInstagramより)
今回のインスタ投稿には、「参考にしたい」という声のほか、脳性まひの子どもと一緒に飛行機を利用した際のエピソードや、お出かけ時の便利グッズの紹介などなど、障がいを持つ子どもの親を中心にさまざまなコメントが書き込まれています。
赤ちゃんや幼児の飛行機利用は、国内線と国際線でルールが違い、「JAL」と「ANA」では以下のように定められています。
<JAL・ANA国内線>・同伴者と同じ席を利用の場合、大人1名に対して、幼児(出生日を含む生後8日以上満3歳未満)1名までは航空券不要となります。大人1名に対して、2名まで幼児を同伴できますが、2人目は小児普通運賃が適用されます。・別の座席を確保の場合、航空券が必要となります。料金は小児普通運賃が適用されます。
<JAL・ANA国際線>・2歳未満の赤ちゃんには、幼児料金もしくは小児料金が適用されます。∟同伴者と同じ座席利用なら幼児料金(大人の10%相当など)∟別に座席を確保する場合なら小児料金(大人の75%相当など)・大人1名に対して、2名まで幼児を同伴できますが、2人目は小児普通運賃が適用されます。
また、障がいなどで歩行することや座位を保つのが難しい場合は、各社とも予約時にその旨を伝えることで、空港内での移動や乗り降りの際にサポートを受けられるほか、上体固定用補助ベルトや貸し出し用チャイルドシートを利用できるとされています。
たとえばANAでは上体固定用補助具として、アシストシートやサポートベルト、枕・毛布を無料で貸し出しています。またJALでも、着席が可能で座位が保ちにくい乗客には上体を固定するためのベルトを無料で用意しています。
車いすなどは基本的に無料で預かってもらえますが、バッテリーの種類や折り畳み可否、サイズ(高さ・幅・奥行)、重さなど、車いすの情報を事前に伝えなければならないケースもあります。
航空会社では障がいのある子どもがいても安心して搭乗できるサポート体制を整えています。予約時に相談しておけば、スムーズに旅を楽しめるでしょう。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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