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歩けるようになったばかりの子どもが無限ループしがちなこと、それは落ちている物を拾うこと、親に「どーじょ」すること。青鹿さんちの愛娘・ふーみんにも、そんな時期がやってきました!
子どもがヨチヨチ歩きを始めると行うこと、それは様々な物を無限に拾うこと!
ふーみんが生まれて少し経ってからというもの、日々できる限り外に出る時間を作っていた私。最初は抱っこ紐でお散歩だったのですが、ふーみんが歩けるようになってからは、午前中は毎日近所の公園へと行っていました。保育園に入園してからも、土日は公園通いです。
ふーみんは公園に着いても遊具には向かわず、その場にしゃがみこんで、熱心に何か言葉になりきらない独りごとを言いながら石や葉っぱを拾うのが大好き!特に選別などはせず、せっせと地面の物を拾います。そして、私に葉っぱや石を「どーじょ」と繰り返し手渡してくれます。「どーじょ」「ありがとう」の無限ループ。
最初こそ「ああ、これが話に聞いていた『どーじょ』」だ!」なんて思って、嬉しかったんですが、親とて徐々に飽きてしまいます。しかも謎基準で渡される葉っぱや石はお世辞にもきれいとは言い難く、受け取るのも躊躇する汚れ具合のものも。
ふーみんが興味のあることに熱心なのも、楽しそうなのも、親として嬉しいのは間違いないんですが、公園で待機する時間を私はわりとしんどく感じていました。
「あなたがくれたもの、すべて宝物だね☆」という気持ちになれたらラクなのですが、公園で立って待っていると「これ、いつ終わるのかな……」と虚無感に包まれることも多々ありました。
はたから見れば、あまり動かない幼児の隣に突っ立っているだけなので、ラクそうにも見えるのですが、公園内には、吸い殻や割れたガラスなどもあるので、ベンチに座ってボーっとしているわけにもいかず、何か危険物がないかと常に気を張っていないといけません。
ふーみんとの外遊びはしんどいことばかりではなく楽しいし、さほど体力も筋力も必要ないのに、なんだか地味に疲れてしまう。そして疲れてしまう自分に若干の罪悪感をもつ日々でした。(続く)
子供との遊びで苦手なものがあれば、下のハッシュタグをつけて、ツイートしてください。私は無限に繰り返しを要求される絵本読みが割と苦痛でした。特に物語がないタイプの絵本は虚無が広がりました。
#苦手な子どもとの遊び#ふうふう子育て
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次回更新は、5/21(日)の予定です。どうぞお楽しみに!
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青鹿ユウ
漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。 Twitter:@burubanblog:http://aoshikayu.com/
(編集協力:大西まお)
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