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東京都の公式Twitterアカウントがプールや浴槽での溺水事故について注意喚起しています。
(※画像はイメージです)
7月に入りプールが気持ち良い季節になってきました。ベランダやお庭にビニールプールを設置して家族でのんびりプライベートを過ごされるご家庭も多いのではないでしょうか。
家でのビニールプールは、水深をごく浅くしてパシャパシャ水遊びをすることができますが、浅いからといって「少しくらい子どもを1人にしてもよいだろう」と油断すると危険なことがあります。
家庭での溺水事故について、東京都がTwitterで注意喚起しています。
【気を付けて!子供の #夏の事故】子供の「溺れ」事故の多くは家庭の中で起きています。ビニールプールや浴室で水遊びをするときに、「少しくらい1人にしても大丈夫だろう」と大人がちょっと目を離した隙に、悲しい事故は起きています。(東京都くらし・住まい)
東京消防庁の「救急搬送データから見る日常生活の事故」によると、令和元年、東京消防庁管内では、0歳~5歳の乳幼児29人が「溺れ事故」で救急搬送されており、そのうち中等症(生命の危険はないが入院を要するもの)と診断されたケースが6割を超えています。家の中における水の事故でも重症化しやすいことが分かります。
溺れ事故は浴槽で起こったケースが最も多く27人、お庭やベランダで水遊びをしていて、ちょっと目を離したすきに子どもがおぼれそうになったり、水遊び中にすべって転びそうになったりするなどのケースもありました。
中には「3㎝でもおぼれてしまった」というケースもあり水深関係なく溺れ事故が発生することが分かります。具体的な事故、ヒヤリ・ハット事例をこちらに紹介します。
20cmくらいお湯を張った湯船で一人で遊ばせている間に母親がシャワーをしていて、5秒ほど目を離したすきに子供が湯船に仰向けに浮かんでいた(1歳)。
庭で家庭用プールで遊んでいたところ、立ち上がろうと手を縁にかけたが滑って溺れそうになった。水深は3cm程度だった(0歳)。
《ヒヤリ・ハットレポートNo.13「乳幼児の家庭内の水回り事故防止ガイド」》東京くらしWEB(平成28年8月)より
(※画像はイメージです)
上記の事例からも浴槽をはじめビニールプール等の少しの水でも子供はおぼれてしまいます。また事故が起こってしまうと重症化するケースも多いのでいかに溺れ事故を防ぐかが重要です。
日常生活の中でどのような注意が必要なのでしょうか。東京都の情報サイト「東京くらしWEB」では、5つのポイントを伝えています。
———————————————-✅お風呂の時、大人が髪を洗うときは子供を浴槽から出すようにしましょう。✅子供が小さいうちは、入浴後の浴槽の水は抜くようにしましょう。✅子供だけでお風呂場に入れないように、鍵をかけるなど対策をしましょう。✅家庭内の水回りでは子供を一人にしないようにしましょう。✅家庭用プールで遊ぶときは、子供から目を離さないようにしましょう。特に、子供が二人以上いるからと安心せず、常に大人が付いて遊ばせましょう。———————————————-
(マイナビ子育て編集部)
参考東京くらしWEB:家庭内でも水の事故に注意しましょう!
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