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新潟県中魚沼郡津南町にある体験実習施設「農と縄文の体験実習館なじょもん」は、7月22日~8月27日まで約25種の日替わり体験プログラムを実施します。
新潟県の南端、長野県との県境に位置する津南町。冬には4m近い積雪があり、テレビで大雪の様子が報道されることもしばしば。長い冬が終ると緑があふれる総面積の約85%が山林と農地の自然豊かな田舎町です。
お隣の長野県栄村とともに苗場山麓ジオパークとして日本ジオパークに認定されていて、信濃川とその支流にできた河岸段丘は、日本一と言っても過言ではないほど。
展望台からは、広大にひろがるその階段のような地形を一望することができます。
河岸段丘を一望できる川の展望台
この津南町にあるのが、“農と縄文の体験実習館なじょもん”です。
「自然と人のつながり」にスポットをあて、縄文時代の暮らしや土器づくりなどの縄文体験や自然体験、農業体験などさまざまな体験ができる施設です。
津南町「農と縄文の体験実習館なじょもん」
体験の種類は年間を通して約80種。夏休み期間中は、土器づくり、勾玉づくり、カラムシのミサンガづくり、木の実の工作、和紙のうちわづくり、ひょうたん細工など約25種を日替わりで体験することができます(要予約・7月22日~8月20日まで無休)。
なじょもんの常連さんの中には、「毎年子どもの夏休みの自由研究はなじょもんで!」という人も。子どもたちの体験中の真剣な眼差しとやり遂げたときの笑顔があふれます。
もちろん大人も体験可能です。
土器づくり体験
火おこし体験
体験の前後や空き時間には、敷地内で虫とりや森の散策も。
森にはさまざまな動植物が
真夏でもひんやりしているブナの森で深呼吸を
また、館内には津南町の遺跡から発掘されたたくさんの土器や石器が展示され、約5,000年前に作られた本物の土器に触ることのできるコーナーもあります。
その他に、ジオパークコーナー、企画展示、縄文グッズや地元で作られたアンギン編み製品、藁細工、クラフト、書籍などが買えるショップもあります。
火焔型土器をはじめさまざまな土器や石器を展示
なじょもんホール
縄文時代に作られた本物の土器を触ることができます
森に囲まれた敷地には、縄文時代の竪穴住居と村を復元した縄文ムラや雑穀畑、ひまわり畑、芝生広場などがあり、小鳥の声や虫の羽音を聞きながら、のんびりとした時間を過ごすことができます。
7棟の竪穴式住居が復元された縄文ムラ
アワやキビ、エゴマなどの雑穀はショップで購入可能
芝生広場では、マンモスがお出迎え
また、7月28日~8月17日は、なじょもんから車で15分ほどのところにある津南ひまわり広場も開設。50万本のひまわりが来場者を笑顔にしてくれますよ!
津南ひまわり広場
河岸段丘の広大な大地で、おいしいお米や野菜が作られる津南町。
夏休み時期の一押しは、なんといってもトウモロコシ!甘くてジューシー、まさにスイートコーン。毎朝、暗いうちから収穫され、直売所などに並びます。津南のトウモロコシを買うために毎年遠方から来るゲストも。ぜひ、味わってみてはいかがでしょうか。
甘くてジューシーな津南のトウモロコシ
都心から約3時間半で緑豊かな津南町へ。この夏休みはぜひ、たくさんの思い出をつくりになじょもんでの体験はいかがでしょう。
●津南町「農と縄文の体験実習館なじょもん」https://www.najomon.com/page_top/index.php
●苗場山麓ジオパークhttps://naeba-geo.org/
●津南ひまわり広場(津南町観光協会)https://tsunan.info/tsunan-sunflower-square-2/
新潟県観光協会https://niigata-kankou.or.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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