アプリでmichillが
もっと便利に

無料ダウンロード
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

8月に多い「遺品整理」、業者とのトラブルを約4割が経験、20万円以上の追加請求も!?

/

他のおすすめ記事を読む
「彼女じゃなくて嫁にしたい!」男性が結婚したい♡と思ったリアルなポイント7つ教えます!

目次

実家の片付け・遺品整理業者比較サイト「みんなの遺品整理」を運営するLIFULL seniorは、直近5年以内に遺品整理・生前整理を作業業者に依頼した全国20代以上の男女500名を対象に、「遺品整理・生前整理の利用実態」調査を実施しました。

「遺品整理・生前整理の利用実態」を調査

まもなく迎えるお盆などの帰省タイミングで実家の片付け(遺品整理・生前整理)を作業業者に依頼する人は多く、「みんなの遺品整理」でも毎年8月は通常期よりも問い合わせが20%程度増える傾向があるといいます。

一方で今回の調査から、作業業者とのトラブル経験者は約4割と、非常に多いことがわかりました。トラブルを未然に防ぐためにはどうしたら良いのか、調査結果を見てみましょう。

遺品整理・生前整理を依頼した人の約4割がなんらかのトラブルを経験

作業業者に依頼したことで発生したトラブルがあったかを聞いたところ、約4割(36.2%)がなんらかのトラブルを経験していることがわかりました。

中でも作業後の理不尽だと感じられる値上げが最も高く、遺品整理・生前整理業者の料金における不透明性に疑問を抱く人が多いことがうかがえます。

実際に消費者庁等へも値上げや、契約したサービス内容が遂行されないなど多くのトラブルが報告されており、注意喚起がされています。

【トラブル経験ありの回答内訳】※複数回答あり・「作業終了後に理不尽だと感じる値上げがあった」9.4%・「請求金額に対し、極端にサービスのクオリティが低かった」と「不適切な価格での買取」8.6%・「物の破損・乱雑な作業」8.4%・「片付けゴミの不法投棄」8.2%・「契約に伴う強引な営業」と「物の紛失・盗難」7.4%、・「契約したはずのサービスがなかった」6.6%

約半数が追加請求をされた経験あり、中には20万円以上の高額請求も

Sub2

作業業者からの「見積もり提示額」と、「最終的な請求金額」の金額差を伺ったところ、約半数(47.2%)が少なからず追加請求された経験があることがわかりました。

中には大幅増額の20万円以上の高額請求をされた回答も。遺品整理業者による作業の相場価格は1R/1Kで30,000円~80,000円のため、20万円以上の増額は著しい高額請求です。

消費者庁等へは、さらに高額の100万円以上の追加請求となった事例も寄せられています。このような高額請求の場合、契約解除が難しかったり、手付金をキャンセル料扱いにされ返金されなかったりするケースもあります。

【回答内訳】・「+1~10,000円」9.7%・「+10,001円~50,000円」18.5%・「+50,001円~100,000円」9.3%・「+100,001円~200,000円」4.3%・「+200,001円~」5.4%・「追加請求なし」52.8%

「遺品整理士」の在籍、約6割が「わからない/在籍していなかった」と回答

Sub3

遺品整理・生前整理を依頼した作業業者に「遺品整理士」が在籍していたかを聞いたところ、約4割が「わからない、遺品整理士を知らない」(41.6%)、約2割が「在籍していなかった」(23.6%)と回答。「遺品整理士」は、認知度が低く業者選びにおいては重要視されていないことがうかがえます。

一方で「遺品整理士」は安心して遺品整理を進めるうえで心強い存在です。遺品整理士資格を発行する「一般財団法人遺品整理士認定協会」は、明確な定義や制度が定まっておらず、実態把握すら難しい業界の健全化を目的に2011年に発足しました。

同協会では遺品整理士養成講座や認定試験を実施し、適切な業者に資格を発行したりモラル低下を是正したりすることで、利用者が優良業者を選べる体制を整えています。

【遺品整理士とは】『一般財団法人 遺品整理士認定協会』が設立した民間資格で、遺族に代わって部屋の清掃を行ったり、不用品を仕分け・回収したりします。また、高齢者本人や、その家族からの、生前に遺品を整理するための相談を受け、アドバイスをすることもできます。

依頼理由トップは「物が多く、自力では片付けられそうになかったから」

Sub4

遺品整理・生前整理を、作業業者に依頼されようと思った理由を聞いたところ、最も多い理由は「物が多く、自力では片付けられそうになかったから」(39.6%)に。

続いて、「家が遠方にあり、片付けに行くのが困難だから」(19.8%)、「家を引き払う必要があり、急いでいたから」(19.8%)、「自力で片付ける時間が、捻出できそうになかったから」(19.6%)という結果となりました。

自力での片付けが困難なため依頼をする需要が最も多い結果ですが、遺品整理業者を選定するうえで重要な情報収集に時間を割けない「家が遠方にあり、片付けに行くのが困難」(2位)、「家を引き払う必要があり急いでいた」(3位)などの“家の引き払い”のニーズが高いことも読み取れます。

急を要する状況での業者選びは比較検討ができないことから、トラブルを未然に防ぎづらい、遺品整理ならではの事情として挙げられるでしょう。

調査概要

調査期間:2023年6月29日〜7月5日対象:直近5年以内に作業業者へ依頼経験がある全国の20代から70代までの男女500人/作業依頼物件は日本国内限定調査方法:インターネット調査みんなの遺品整理:https://m-ihinseiri.jp/

(マイナビ子育て編集部)

<関連記事>✅通勤時間のストレス、3位「時間を無駄にしている」、2位「混雑している」、1位は? 通勤時間の許容範囲は平均50分

「昔はそんなことなかった」「指しゃぶりは良くない」と……祖父母とのジェネレーションギャップ、最も大きく感じるものは「子どもの良き理解者になれていない」親が約2割、子どもの様子がおかしい時に対処しないワケとは?


関連記事



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

ありがとうを贈るとライターさんの励みになります

トップへ戻る

恋愛・結婚の人気ランキング

新着

カテゴリ

公式アカウント

ログイン・無料会員登録