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女性誌『ハルメク』をグループで発行するハルメクホールディングスの「ハルメク 生きかた上手研究所」と、子育てファミリー向けフリーマガジン『Happy-Note』『Happy-Note For マタニティ』を発行する「ミキハウス子育て総研」は、「家族の呼び名と関係性に関する意識調査」を実施しました。
女性誌販売部数No.1(※1)の『ハルメク』は、長年にわたりシニア女性のインサイトについて調査・分析を行ってきました。
子ども世代の晩婚化・晩産化が進んでおり、少子化にはどめがかかりません。また、シニア世代もさらに高齢化しています。
ママ世代とシニア世代のつながりはどのようになっているのでしょうか。そこで今回、孫との関係性を通して、シニア世代とママ世代の意識や実態の違いを把握するため、シニア世代(50~85歳)女性283名、ママ世代(20~54歳)女性913名を対象に調査を実施しています。
(※1)日本ABC協会発行社レポート(2022年7月~12月)
シニア世代には孫から呼ばれている呼び名を、ママ世代には子どもが義母や実母を何と呼んでいるか聞いたところ、「ば~ば」と回答した割合がともに最多で、シニア世代は41.3%、ママ世代は44.7%でした。
次いで「おばあちゃん」(シニア世代22.6%、ママ世代17.3%)となり、シニア世代、ママ世代の呼び名には世代間のギャップはありませんでした。
シニア世代に孫から呼ばれている呼び名は気に入っているかを聞いたところ、「気に入っている」と回答した割合は45.3%。「まあ気に入っている」と回答した割合は47.6%で、合わせて92.9%が気に入っていると回答しています。
<してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったこと>として、両世代ともに最も多かったのは「お祝い行事など祝う」(シニア世代79.2%、ママ世代75.1%)、<教えたいこと⇔教えてもらいたいこと>として、両世代ともに最も多かったのは「やさしさや愛情」(シニア世代65.7%、ママ世代67.8%)と回答。この点においては、世代間に大きなギャップが見られませんでした。
<してあげたいこと⇔してもらって嬉しかったこと>で、ママ世代と比較してシニア世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「一緒に旅行やお出かけ」。シニア世代が54.1%だったのに対し、ママ世代46.3%で、シニア世代が7.8ポイント高くなりました。
シニア世代と比較してママ世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「身の回りのお世話」で、ママ世代が57.0%だったのに対しシニア世代は23.7%と、ママ世代が33.3ポイント高くなっています。
<教えたいこと⇔教えてもらいたいこと>で、ママ世代と比較してシニア世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「道徳や不道徳の分別」。シニア世代は42.0%だったのに対し、ママ世代は30.3%で、シニア世代が11.7ポイント高い結果に。
シニア世代と比較してママ世代の回答割合が高く、ポイント差が最も大きい項目は「あそび」で、ママ世代が49.7%だったのに対し、シニア世代は28.6%とママ世代が21.1ポイント高くなっています。
シニア世代にはママ世代に、ママ世代には実母や義母の孫への接し方について「遠慮していること」を聞いたところ、シニア世代からは「子育ては親がするものだから言わないようにしている」「もっと会いに行きたいが頻繁にいかないようにしている」と回答。
ママ世代からは「もっと気軽に遊びに来て、たくさん子どもたちと触れ合って欲しい」「もっと積極的に接して欲しい」との回答が見られました。
【シニア世代調査】調査の方法:WEBアンケート調査の対象:50~85歳の女性有効回答数:283調査実施日:2023年8月29日~9月1日調査主体:ハルメクホールディングス生きかた上手研究所
【ママ世代調査】調査の方法:メルマガを使ったアンケート調査の対象:ミキハウスメルマガ会員有効回答数:913※ミキハウス子育て総研のアンケート回答者のうち、”子どもがいる20~54歳女性”の回答結果を分析調査実施日:2023年8月24日~9月6日調査主体:ミキハウス子育て総研
ハルメクホールディングスhttps://halmek-holdings.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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