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物価高や円安などで家計が苦しい状況が続いており、社会問題としての貧困も一層、注目を集めています。教育のうえで、子どもと一緒に考えたいテーマの1つでもあるでしょう。そこで今回は、ホームレスの実態把握を目的とした厚生労働省の調査結果から、彼らが何に困っているのかをお伝えします。
厚生労働省ではホームレス(※)の実態把握と自立支援を目的に、およそ5年ごとに全国で調査を行っています。本記事では2021年に実施された最新版の「ホームレスの実態に関する全国調査(生活実態調査)」を参考に、ホームレスの人たちはどんなことに困っているのかに焦点を当てていきます。
なお、本調査は1,169名から有効回答が得られており、回答者の属性は男性が95.8%、女性は4.2%でした。最も多い年代は70~74歳(23.8%)、次いで65歳~69歳(20.0%)であり、60歳以上が7割となっています。
———————-※「ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法」の第二条に規定された「ホームレス」をさし、「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者」。
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