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青鹿家の娘・ふーみんのイヤイヤ期は絶賛激化中!漫画みたいに地団駄踏んだり、寝転がったり、大変なことに。こういう時は静かに見守ったり諭したりするのが一番だけど、周囲の視線が痛くて……。
イヤイヤ期が激化してきた、娘・ふーみん。伝家の宝刀「地団駄を踏む」「地面に寝転がりイヤイヤをする」といった行動が出てきました。
産前の私は「親がちゃんと言い聞かせたり怒ったりすれば、子どもは言うことをきく」と思っていたのですが、実際に育児を初めてみると、そんなのは幻想でした。言うことを聞く子もいるのかもしれませんが、基本的に子どもの癇癪に対して強く怒ると火に油で、余計に酷くなることを学んだのです。
特にこの時期のふーみんは、大人が声のボリュームを大きくしたり、荒らげたりすると余計にギャン泣き&地団駄&大癇癪に発展してしまい逆効果でした。
産前に私が思っていた「親が厳しく接する」などしようものなら、1時間でも2時間でもこじれ続けてしまいます。そして、ただ「怒鳴られた」というふうにしか受け取ってもらえず、成果はゼロ。
それよりも安全を確保した上で、やさしく一定の声で淡々と丁寧に説明したり、癇癪を起こしている間は興味関心を示さずそっぽを向き、少し落ち着いた時にゆっくり声をかけたりする方が一番効果があることに気づきました。
しかし、これは周りからは「甘やかしている親」「何も対処しない親」と見られがちです。子どもを産む前の私だって、確実にそう思っていたでしょう。
なので、運悪くスーパーの中でイヤイヤが発動してしまった娘を前に、私はとても焦っていました。できる限り他のお客さんの邪魔にならないよう店内の端っこに寄り、早く癇癪が収まるよう穏やかに接するしかありません。
地団駄を踏む娘を抱えて撤退することも考えましたが、折り悪くスーパーのカゴには商品をたくさん入れています。暴れる娘を抱えたまま、商品を一つひとつ棚に戻す余裕はありません。そのため身動きすることもできず、どうにか早く癇癪が収まるようにと心中は盛大に焦りつつ、他人からはぼんやりしているように見えたと思います。
そんな時、私の背後に気配が。ちらりと見ると、年配の男性が立っています。「これは絶対怒られる!ダメな親だと非難される!」と思っていたら、その男性はつかつかと近寄ってきました。私が速攻で「ご迷惑をおかけしてスミマセン!!!!」と謝ると、年配男性は「迷惑じゃないよ。かわいいな~って思って見ていただけよ。お母さんお疲れ様だね」と労いの言葉をかけてくれたのです。
私は、子連れ時に周囲の視線を感じる時は、いつも非難の意味が込められているかもしれないと思って緊張していたのですが、本当は暖かい見守りや心配の気持ちも込められていたのだと気づきました。
子どもが泣いたり癇癪を起こしたりしていると、どうしても親が焦ってしまい、自分をふがいなく思いがち。そんな時に周りからチラチラ見られると、責められているかのように感じてしまっていたのですが、実はそんなことはないのかもしれません。
この経験後からは、自分も誰か困っていたり焦っていたりしたら積極的に「大丈夫だよ」と伝えていけたらいいな、と思うようになりました。周囲の有形無形の援助は、困っている時ほど嬉しいものですよね!
育児をしていると「どうしよう」と焦ることがあると思いますが、周囲からの暖かい言葉や行動で救われることも多いはず。そんな経験があったらぜひ教えてください。
#育児中のありがたい援助
※匿名ご希望の方はマシュマロをお使いください。https://marshmallow-qa.com/aoshikayu※いただいたエピソードを作品で取り上げてさせていただいたり、出典を明記のもとシェアさせていただくこともあるかもしれません。予めご了承ください。
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次回更新は、5/19の予定です。どうぞお楽しみに!
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(編集協力:大西まお)
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