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衣替えを一気にしよう! と思うと、いつやろう……? 気が重いな……と尻込みしてしまいませんか? 暮らしを整えるプロでもあり、4人の子どもの子育てをするライフオーガナイザーが、衣替えが楽になったと実感する「ゆるっと循環システム」。視点を「今」にフォーカスするのがポイントです。
こんにちは。名古屋で4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。
衣替えはされましたか? そもそも、衣替えは好きですか?
私は季節の変わり目になると、洋服を見ながら「衣替えをしなきゃなぁ……」と気を揉んでしまうタイプでした。したくはないれど、オールシーズンの服を並べられるほど収納スペースもありません。さらに、4人の子どもの分まで私が管理するとなると、重荷でしかありませんでした。
でも、今は自分も子どもにも負担が少ない「ゆるっと循環システム」になり、衣替えが楽になりました。
私が衣替えで負担に感じていることは、大きくふたつ。
ひとつめは、季節の変わり目によくある気候の変化も加味しながら入れ替えをすること。どの服を残しておいてどの服をしまうのか迷ってしまうので、作業時間も伸びてしまいがちです。
ふたつめは、入れ替える洋服のボリューム感。前のシーズンの全ての服となると枚数も多くなるので、考えた途端、面倒心がむくむくと湧いてしまいます。
https://kumikonakaya.hatenablog.com/
そんなふたつのハードルをグッと下げ、季節の変わり目に衣替えがプレッシャーにならなくなったのは、そのときに必要な洋服をゆるっと入れ替えていく「ゆるっと循環システム」にしてからです。
衣替えにおける「ゆるっと循環システム」の基本は、洋服の分け方です。「今シーズン」の服を出しておくのではなく、「今」必要な服だけを出しておくというものです。
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「今」にフォーカスを当てると、季節の変わり目によくある「もしかしたら、これもまだ着るかも……」「急に気温が下がる日があるかも……」を想定した衣替えをする必要がなくなるんです。
もちろん、「今以外」の服は半袖、薄手の長袖、羽織れるものなど、大まかに洋服を分類して収納し、さっと取り出しやすい状態にしておく必要があります。
我が家の双子の息子たちの「今」の洋服は、リビングダイニングに収納しています。すぐに着る服ばかりなので、ざっくりとたたんでカゴに入れています。
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そして「今以外」の服は、リビング横のファミリークローゼットに。「無印良品」の引き出しに収納しています。
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こちらの2ヶ所は、距離にして7mほど(私の足で12、3歩)です。
「今」と「今以外」で分ける最大のメリットは、子どもでも「今」着たい洋服であれば選びやすいということ。
たとえば、「暑い! 半袖がいい」と思えば「今以外」の服の中から半袖を選んで持ってくる。「ちょっと今日は寒いかも……」と思えば、「今」の服の中から薄手の長袖を取り出す。
これくらいならできそうではないでしょうか?
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我が家では、子どもが勝手に持ってきてくれるお陰で、大人が先を読んで衣替えをしなくてもよくなりました。「今」の洋服を入れる収納スペースが、平常時8割程度になっていれば、季節の変わり目で数枚増えてもあふれにくくなります。
季節外のものをしまうタイミングは、「今」の収納スペースがぱんぱんになってきたころ。ぱんぱんなものの中から着ていない洋服を「手放すもの」「今以外に収納するもの」に分けて、移動させます。
こうやって季節の変わり目に限らず、1年を通して洋服が「ゆるっと循環」していくのです。
衣替えを季節のイベントにするのではなく、日常の中でゆるっと洋服を入れ替えていく「ゆるっと循環システム」。衣替え担当だけが大変になるのではなく、子どもにもできるところはお任せすれば、衣替えがぐっと楽になります。
季節の変わり目を気軽に超えていけるように、お試しいただければうれしいです。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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