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オンライン自習室「ともがく」を運営する新学社は、全国の小学生親子500組に「家庭学習に関する調査」を実施。第三弾となる今回は、「小学生の学習習慣」についてまとめています。
「家庭での学習習慣は大切」だと考えるママは実に9割を超えていますが、「学習習慣化できているか?」という問いに「できている」と自信のある回答は3割未満でした。
一方で学習以外の家庭内習慣に目を向けると、7割を超える子どもたちがゲームやYouTubeなどの動画配信サービスを週4日以上利用しており、習慣化していることが見て取れます。
もちろん遊びや息抜きも子どもにとっては大事な時間。しかし勉強が終わっていないのに、家にいる時間の大半を遊びが占める状況になっては、保護者の心配も膨らむのではないでしょうか。
保護者が「理想」とする1日の家庭学習時間は「30分~1時間」が52.8%で最多、30分以上学習してほしいと考える保護者は約8割という結果となりました。
一方、学習時間の「現実」は「30分未満」が半数を占め、理想と現実にはギャップがあるようです。
「ゲーム・動画サービスの利用時間」に目を向けると、日々30分以上利用している小学生は8割以上という結果に。その中でも1時間以上利用している回答が半数を占め、さらには2時間以上利用している家庭もある現状が見えてきました。
勉強が終わってからの利用であれば良いですが、やるべきことが終わらずにゲームや動画の利用が先行してしまっては、止め時がわからず生活リズムが崩れる原因になりかねません。
家庭学習を習慣づけることはもちろん大切ですが、子どもだってテレビを見たりゲームをしたり、遊ぶ時間が欲しいと思うのは当然です。
だからこそ「何時からは勉強の時間、それが終われば何時までは遊んでも良い時間にしよう!」など家庭でのルールを決めて、日々ルーチン化を図る方法もひとつです。
勉強と遊びのルールが明確になっていれば「まだ宿題やってないの?」といったやり取りが減り、子どもも保護者も、お互いにストレスなく過ごせることでしょう。
1学期も落ち着いてきて、夏休みまではまだ少し時間がある今だからこそ、日々の家庭内の習慣を見直すタイミングかもしれませんね。
・調査内容:家庭学習に関する調査(インターネット調査)・調査期間:2024年2月16日~2月19日・回答者数:小学生親子500組
新学社https://www.sing.co.jp/shop/default.aspx
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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