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青鹿家の娘・ふーみんは帽子が大の苦手。自転車のヘルメットもダメで、毎回なだめるのが大変だったそう。でも、パパのちょっとした工夫ですんなりかぶってくれるように。目からウロコのその工夫は、誰でもできることで……。
日差しが強くなると必須になるのが帽子です。かわいい帽子も多いし、暑さ対策にもなるのでとってもよいのだけど、ふーみんは帽子が苦手です。
平日は、自転車に乗るためのヘルメットでひと悶着。休日は、公園に行くためにかぶる帽子でひと悶着。
イヤイヤ期もあいまって、せっかく帽子をかぶってもすぐに脱いでしまったり、ひどい時は床に投げ捨ててしまったり。公園はまだ炎天下に行かなければいいかもしれませんが、自転車に乗る時のヘルメットだけは何がなんでもかぶってもらわないと危険なので、毎朝親子で大格闘していました。
「こんなに帽子を嫌がるなんて素材が合わないの?それとも色?もしかして形?」などと悩み、いろいろなタイプの帽子を買ってみてもダメ。「これは成長を待つか、ひたすら言い聞かせるしかないのかな」と私は半ば諦めていました。
そんなある日のこと、ふーみんがニコニコ顔で帽子をかぶっていたんです。私がビックリしていたら、夫が「帽子をかぶってくれた経緯」を話してくれました。
夫は、ふーみんに帽子をかぶせるタイミングで姿見の前に誘い、一緒に鏡を見ながらすごく褒めたとのこと。
「考えてみたら、子どもだからといって勝手に帽子をかぶらせていたのは傲慢だったな……と思って。大人だって、急にどんなのかわからない帽子を勝手に頭にかぶせられたらイヤだよね」と言ったのです。夫の発想に目からウロコが落ちました。
確かにその通りです。自分が身に着けるものを把握していないと不安でしょうし、「かぶって当たり前、脱いだら怒られる」より、「かぶったら褒められたり喜ばれたりする」ほうがいいに決まっています。大人は「帽子やヘルメットをかぶる必要性」を理解していても、子どもはまだわかっていないのですから。
以降、ふーみんは帽子をすんなりかぶってくれるようになったのですが、今度は夏に「お気に入りのニット帽じゃなきゃイヤだ!」が発生するようになり、なかなか「これで100%解決!」ってならないのが育児だなと思いました。
手袋、靴下など、お子さんが苦手なもの(苦手だったもの)はなんですか?またそれを克服した方法があれば教えてください!
#うちの子の苦手&克服法
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次回更新は、6/16の予定です。どうぞお楽しみに!
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(編集協力:大西まお)
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