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「必要なのはママ友じゃなくママ知り」。二児のパパ 古坂大魔王さんが「園のママたちと仲良く話せない」と悩むママにズバッとアドバイス

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目次

お笑い芸人や音楽プロデュース、テレビ番組のMCなど、多忙な毎日を送りながら、2児のパパとして育児に奮闘する様子をSNSで積極的に発信している古坂大魔王さん。同じように育児や夫婦関係のことで悩んでいるパパ・ママのお悩みに、ズバッと切り込みます。

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今回のお悩み

古坂さんの回答

ほしいとか、ほしくないじゃない

子どもが生まれたころ、僕もくりりんさんと同じように別にママ友やパパ友がほしいとは思っていませんでした。「公園デビュー」とか「保育園デビュー」とかあるけど、よくわからないなあと思っていたくらいです。今でも特にほしいとは思っていません。

でもそもそも、ママ友やパパ友ってほしいとか、ほしくないっていう問題じゃないと思うんです。同じ幼稚園や保育園に子どもを通わせながら、毎回「初めまして」みたいな態度でいいのかな、ってことです。あんまりよくないですよね。

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園生活のメインは子ども。その子どもたちをサポートするために、別に友だちにまでならなくてもいいけど、親同士は知り合いだったほうがいいはず。

「ママ友」「パパ友」までいかなくても、知り合い程度のいわば「ママ知り」「パパ知り」は必要だと思うんです。そのほうが何事も円滑に進むし、トラブルも起こりにくくなるのではないでしょうか。

また、子どもは大きくなるにつれて、お互いの家に行きたがったり、一緒に公園に寄りたがったりもします。そういうとき、やっぱり多少はお互いを知っていたほうがいい。そうすれば「子どもたちは見ておくから、仕事の連絡していいよ」「疲れてるなら今日はうちがみとくよ」って助け合うこともできます。これがすごくいいんです!

テーマパークで、ママ友・パパ友のありがたさを実感

先日、ママ友やパパ友のありがたさを痛感する出来事がありました。子どもが同じ保育園に通う3家族であるテーマパークへ行ったんです。すると、子ども同士が仲良しなので勝手に遊んでくれて手がかかりにくいし、交代で見られるのでとってもラクで楽しく過ごせました。

ところが宿泊した翌日、うちの家族だけになると、大雨で土砂降りになったせいもあるんですが、夫婦喧嘩が勃発! やっぱり夫婦だけで2人の子どもをみるより、複数の大人で5、6人の子どもをみたほうがラクだなと思いました。

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これって何かに似てると思ったら、タレント同士とマネージャー同士の関係にそっくりなんです。子どもがタレントで、親はマネージャー。タレント(子ども)同士が仲良しだと、マネージャー(親)同士も割と仲良く話したりできます。別に友だちにならなくてもいいけど、一緒に子どもを遊ばせたり、いろいろ情報交換したり助け合ったりしたらいいんです。

もちろん親同士として出会っても、仲良しの友だちになる場合もあります。それはそれでいいことです。だけど、友だちになったからといって無理をしなくてもいいし、お互いにできる範囲で付き合えばいいんじゃないでしょうか。

誰だって初対面は苦手なもの

さて、今回のご相談ですごく気になった点がひとつあります。くりりんさんがご自身のことを「人の顔を覚えるのが苦手」「話し下手」「人見知り」と書いていたことです。

それは、あなただけじゃありません。多くの人が初めて会った人の顔を覚えるのが苦手だし、上手く話せないし、人見知りをします。だけどがんばって顔を覚えたり、話したり、人見知りをしていないフリをしているんです。だから、自分だけがそうだと決めつけないほうがいい。

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お笑い芸人にさえ、「人の顔を覚えるのが苦手」「話し下手」「人見知り」と言っている後輩もいます。僕はそう聞くと、緊張をほぐすためにあえて強く「みんな同じだよ! 失敗しても大丈夫。誰もそんなにお前に興味ないから、気楽にいけよ」と言うこともあります。

ところで話は少し違いますが、僕は「無敵」という言葉が好きです。この言葉は「すごく強いから向かうところ敵なし」という意味ではなく、ただ「敵がいない」ということです。保護者同士の関係でも、敵がいないのがいちばん。

周囲のパパ・ママは敵じゃないんですから、そんなに意識しなくて大丈夫。緊張するようなら、まずは名前をメモしたり、挨拶したりすることから始めてみてください。そのうちきっと気の合う知り合い「ママ知り」「パパ知り」ができ、そこから「ママ友」「パパ友」ができると思います。応援してます!

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今回の結論!

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古坂大魔王さんプロフィール

1973年7月17日生まれ。青森県出身。1992年にお笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」でデビュー。現在は、芸人、音楽プロデューサーのほか、文部科学省・CCC大使、総務省・異能vation推進大使、国連環境計画「UNEP」アンバサダーを務めるなど、マルチな才能を活かして活躍中。2児の父。NHK Eテレ『すくすく子育て』では5年間MCを務めた。現在は、多数のバラエティ・情報番組に出演中。プロデュースするピコ太郎の幼児向けコンテンツ「ピコスタキッズ」のYouTubeチャンネルを開設。

YouTube ピコスタキッズYouTubeチャンネルTikTok ピコスタキッズTikTokチャンネルTwitter @kosaka_daimaou

(取材・文:大西まお、撮影:天田輔[インタビュー]、佐藤登志雄[タイトル・結論]、編集:マイナビ子育て編集部)

『古坂大魔王のモヤズバッ!』これまでのお話はこちら


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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