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十五夜の「お月見団子」、喉に詰まらないか心配…何歳から食べられる⁉︎

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目次

十五夜といえば、お月見。お月見といえば団子。保育園の先生に、子どもと一緒に月見団子を食べていいかどうかを聞いた青鹿さん。気をつけるべき点を教えてもらったといいます。

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団子やおもちの咀嚼は難しい

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歯の発育、嚥下の発達、指示を守れるかが重要

保育園で十五夜のお月見をテーマに作品を作った娘・ふーみん。それをきっかけに保育園の先生と行事食の話になりました。

ふーみんが通っている保育園では、行事のたびにそれにちなんだ給食が出されます。もちろん、十五夜の時も行事食が献立に記載されていたのですが、お団子ではなくお団子に見立てた蒸しパンでした。

離乳食が終わって幼児食になり、しばらく経った2歳。そういえば、お団子はいつから食べてもいいのだろうかと疑問に思って、先生に聞いてみました。

先生は、少し悩んだあと「できたら3、4歳くらいまでは避けたほうが無難かもしれませんね」と答え、その理由も教えてくれました。

・粘り気が強いので、よく噛み切る必要がある。だから、歯が生えそろうまでは無理にあげないほうがいい。

・口の中で細かく噛み切れたとしても、飲み込む力がしっかり育っていないと喉で詰まってしまう可能性がある。嚥下機能がしっかり育っているかどうかを見極める必要がある。

・ふざけて食べたり、口の中に詰め込んだりしてしまうと窒息の危険があるので、大人の指示をきちんと聞いて守れるようになるまでは焦らないほうがよい。

ただ「食べる」という行為にも、歯の発育、嚥下機能の発達、指示を守れる心や思考の3点が必要なのか、とびっくりしました。

ふーみんはイヤイヤ期まっただなかだし、咀嚼も完璧とはいえなかったので、無理はしないようにしようと思いました。先生は、リスクの高い他の食べ物も教えてくれました。

・ミニトマトや巨峰などの丸く小さくつるんとした食べ物は4分割(大きければ8分割)にする。

・豆類は喉に詰まりやすいので無理をしない。枝豆などは薄皮をむいて半分に割って出す。豆まきの豆も誤飲しやすいので、小学生くらいまで与えない。

子どもは大人が考えているよりも容易に食べ物を丸飲みしてしまったり、口の中にため込んで喉を詰まらせてしまうことがあります。5、6歳でも豆まきの豆を喉に詰まらせて窒息した事故の報告があるほどで、油断はできません。こうした成長は表からは見えづらいので、個々の子どもの成長をよく吟味し、慎重に慎重を重ねても悪くはないのだと学びました。

ということで、自宅での十五夜の食事はお月見カレー(ごはんをウサギの形にしただけのカレー)、団子に見立てた丸いスイートポテトにすることに。もちろん、丸めた芋も口に詰め込むと危ないので、きちんと飲み込んだかなどをチェックしつつ一緒に食べました。

季節を知る、歴史を知る、行事や行事食はとても素敵なものですが、リスクをおかしてまで無理するものではありません。年齢に応じて安心できるよう楽しんでいきたいなと思った出来事でした。

投稿募集

行事食って楽しいし、その日の献立が決まるのでラクな面もありますよね(笑)。安全面に工夫した子ども用の行事食があれば教えてください!

#子ども用の行事食

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次回更新は、9/22(日)の予定です。どうぞお楽しみに!

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(編集協力:大西まお)


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