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【東京都中央区】「髙木凜々子 バイオリン・リサイタル」、浜離宮朝日ホールにて開催へ

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目次


黒澤楽器店は、2020年・2022年に開催され好評を博した「髙木凜々子 バイオリン・リサイタル」の3度目の公演を3月26日(日)に開催する。コンサートチケットは、全席指定¥5,000(税込)で現在発売中だ。

世界的な銘器 アントニオ・ストラディヴァリウス 1702年製「ロード・ボーヴィック(Lord Borvick)」の音色を楽しめる。

アントニオ・ストラディヴァリ氏とは

現在、黒澤楽器店が所有するこのストラディヴァリウス「ロード・ボーヴィック」は、世界的な銘器の代名詞であるアントニオ・ストラディヴァリ氏(1644–1737)によって1702年に製作された。

アントニオ・ストラディヴァリ氏は、イタリアのクレモナで活動した弦楽器製作家。ニコロ・アマティしに師事し、その生涯をバイオリン製作に捧げた。彼の作品は構造や作風から大きく3つの時期に分類されるが、1700~20年頃までがいわゆる「黄金期」とされ、この期間には銘器と呼ばれる作品が多く生み出されている。

アントニオ・ストラディヴァリウス 1702年製「ロード・ボーヴィック」は、イギリスのボーヴィック卿によって大切に所有されていたことからこの名前で呼ばれている。

バイオリニストの髙木凜々子氏に貸与

この楽器は、2020年1月よりバイオリニストの髙木凜々子氏に貸与されている。

類まれなる演奏力と柔軟な表現力で、各世代から支持される髙木凜々子氏。もはや体の一部のように感じられるストラディヴァリウスとの調和は、聴く人の心を洗い、豊かにしてくれる。


今回のコンサートの出演者は、髙木凜々子氏(バイオリン) / 五十嵐薫子氏(ピアノ)。

プログラムの内容は、チャイコフスキー/懐かしい土地の思い出より「メロディ」、チャイコフスキー/憂鬱なセレナード、ストラヴィンスキー/イタリア組曲、フランク/バイオリン・ソナタとなる。詳細については、髙木凜々子氏の公式ウェブサイトをチェックしてみて。

次世代を担うバイオリニストと歴史的銘器が彩る、春のはじまりを体感できそうだ。

■髙木凜々子 バイオリン・リサイタル
開催日:3月26日(日)
開場:13:30
開演:14:00
会場:浜離宮朝日ホール
住所:東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階
URL:https://www.kurosawaviolin.com/news/20230126/63343/

髙木凜々子氏公式ウェブサイト: https://www.ririkotakagi.com/

(鈴木 京)



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