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日本初公開作品も!「フェルメール展」に国内最多の9作が集結

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10月5日(金)~2019年2月3日(日)の期間、東京・上野の森美術館で開催される「フェルメール展」に、ヨハネス・フェルメール作「取り持ち女」(ドレスデン国立古典絵画館蔵)が2019年1月9日(水)~2月3日(日)の期間限定で追加出展される。

一度は見たことのある名画の有名画家として人気を集めるフェルメール。「取り持ち女」はフェルメール初期の大作で、日本初公開の作品。これまで「フェルメール展」<東京>へのフェルメール作品の出展を過去最多の8点としてきたが、本作の追加により計9点となった。

「取り持ち女」は、それまで宗教画、物語画に取り組んでいたフェルメールがはじめて描いた風俗画。当時、キリストが説いたたとえ話「放蕩息子」を発端に、娼家を舞台にした絵が数多く制作され、フェルメールもそうした時流の中でこの絵を描いた。描かれた女性を明るく照らす光、表情や手の動きなど、後にフェルメールが確立する表現の萌芽がすでに散見される。現存作品の3点にのみに年記が残るが、本作の右下には画家のサインと共に制作年も記されている。

「フェルメール展」<東京>は、待ち時間緩和を目的とし、入場時間を6つの時間帯に分けた前売日時指定券(当日日時指定券料金は+200円)での入場が原則。当日日時指定券は、前売販売に余裕があった時間枠のみ販売。一般2500円、大学・高校生1800円、中学・小学生1000円、未就学児は無料となっている。また12月13日(木)は休館となっているのでご注意を。

■「上野の森美術館」
住所:東京都台東区上野公園1-2



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