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15分で完成!パプリカと塩だけで絶品・バルの味【シェフのテク】

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目次

皆さん、こんにちは。vivoの花本朗です。さて今日は、『赤パプリカのピペラード』という料理を紹介します。

 

この料理はフランスとスペインの国境辺り、バスク地方の郷土料理として有名なのものですが、作り方には様々あって特にコレといった決まったレシピはありません……。

ピーマン、にんにく、トマト、卵……と 使用する食材は大体限られているのですが、今回はこのピペラードを〈赤パプリカ〉と〈塩〉だけで調理してみようと思います。

究極なまでに余計なものを削ぎ落とした、ピペラード。『パプリカってこんなに美味しいの??』皆さんに、きっとそう再認識していただける料理なのではないでしょうか。

 

【家バルつまみ by vivo花本朗】赤パプリカのピペラード

 

クタクタに煮るとは?

フランス料理の技法でシュエ(仏 suer ※汗をかくの意)というものがあります。これは素材の持っている水分だけを利用して、野菜にじっくりと汗をかかせるように炒めることを指します。今回はこの技法を使ってパプリカをクタクタになるまで炒め煮にしていきます。

 

【材料】
赤パプリカ             2個(約300g)
塩 小さじ                1
サラダ油 大さじ    1

※煮込んでいくうちに量が減るので、2個ぐらいが作りやすいと思います。

 

①先ずは半分に切ってヘタと種を取り除きます。

 

②内側の白い部分を取る人もいますが、加熱するので気にせずそのままでいきましょう。

 

③2.3mmにスライスします。

 

④鍋にサラダ油をしき、赤パプリカを入れ塩をします。パプリカから水分が出てくるまでは焦げやすいので、注意してよく混ぜてください。

 

⑤パプリカがしんなりとしてきたら、火を弱火にして後は15分-20分、炒め煮にしていくだけです。しばらくすると“スュエ”されたパプリカから水分が出てきます。もし途中水分ががなくなるようなら、水を大さじ2加えてください。

 

 

⑥15分後。水分がなくなりパプリカがねっとりとすれば完成。

 

 

この料理は温かくても冷たいままでも美味しくいただけます。

 

 

ただパプリカだけじゃちょっと物足りない… もう少し旨味がほしい… という方は、卵とベーコンを添えてみてください。これとバゲットがあれば立派な一食になりますよ。

ぜひお試しください。

 

vivo daily stand

フレンチデリとデイリーワインをメインに提供する一人でも気軽に使える地域密着型のバル。花本さんは中野本店でキッチンに立っています!レシピの質問も気軽にお店で花本さんに!


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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