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予約の取れない和食屋「賛否両論」店主の笠原将弘さん。実家は焼き鳥店だったので、子ども時代から鶏肉料理に親しんできました。現在でもいちばん好きな肉は鶏肉だと言います。
料理人としてのキャリアは30年以上。これまで数えきれないほどの鶏肉料理を作ってきた笠原さんを最近夢中にさせているのが鶏むね肉。淡白でパサつくイメージのあるむね肉ですが、調理のポイントさえおさえれば低価格でヘルシーなひと皿に。笠原さん渾身のむね肉レシピをまとめた本の中から、特におすすめの料理を紹介していきますよー!
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あっさりと仕上げた鶏むねごはんに鶏皮を加えてコクと旨みの足し算を。これから旬をむかえるゴボウやキノコ類で、うまみたっぷりの絶品味ごはんはいかがでしょうか。

■材料(3~4人分)
鶏むね肉… 200g
ごぼう…50g
しいたけ… 2個
にんじん…50g
油揚げ… 1/2枚
米… 2合(360ml)
[A]
水… 340ml
こぶ(だし用)… 3g
酒… 大さじ2
薄口しょうゆ、しょうゆ… 各大さじ1
いり白ごま… 少々
■作り方
1 Aはまぜ合わせておく。米は炊く30分前に洗い、ざるに上げておく。
2 ごぼうは皮をこそげてささがきにし、さっと洗って水けをきる。
3 しいたけは軸を除いて薄切りにし、にんじんは1㎝角に切り、油揚げは1cm幅の短冊切りにする。
4鶏肉は皮をはいで1㎝角に切り、皮は1.5㎝四方に切る。

鶏むねは身と皮を分けたほうが仕上がりがきれいになる。
5 土なべに米、こぶ以外のAを入れてまぜ、2、3、4を広げのせてこぶをのせ、ふたをして強火にかける。煮立ったら中火にして5分、弱火にして15分炊く。火を止めて5分蒸らす。
具は米の上に広げるだけ。まぜてしまうと、炊き上がりにムラが出る。

6 こぶをとり出して大きくまぜ、ごまを振る。

この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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