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日本で「あたりまえ」とされていた伝統文化や工芸技術を活用し、新たな事業価値を創造するビジネスデザインファーム「ピハナコンサルティング」は、日本各地に点在する焼き物産地の16窯元と連携し、日本の焼き物文化を世界に発信する「CERANIS(セラニス)」ギフトセットを、羽田未来総合研究所が運営する日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「JAPAN MASTERY COLLECTION(ジャパン マスタリー コレクション以下、JMC)」にて販売することを発表した。
JMCは、日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルが、羽田空港第3ターミナル出国エリア内にて、日本発の地方創生型ラグジュアリーブランドショップとして2023年にオープンした。
このブランドは、単なるメイド・イン・ジャパン商品の展開ではなく、「守るべき日本の美と技」を未来へ残していくためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成をジャパン・ラグジュアリーを通じて総合的に目指している。
参画窯元と共に、羽田空港第3ターミナルでの商品販売を実施することにより、訪日外国人観光客への日本の焼き物文化の伝え方を検証し、新たなプロジェクト・イベント等の企画を展開していく。
連携窯元は、青龍窯(山形県)、田村一窯(秋田県)、宗像窯(福島県)、庵地焼(新潟県)、釋永陽窯(富山県)、創楽庵(石川県)、橙(福井県)、山源陶苑(愛知県)、みのる窯(滋賀県)、雅峰窯(兵庫県)、小西陶古(岡山県)、波多野指月窯(山口県)、李荘窯業所(佐賀県)、秀山窯(福岡県)、池淳一窯(鹿児島県)、育陶園(沖縄県)。
日本の陶磁器の魅力を世界に発信することを目指し、よりわかりやすく、触れやすくするため「CERANIS」は、2017年に開始された。コンセプトは、日本全国それぞれの地域にある焼き物文化の多様な魅力を、同じデザインのうつわからわかりやすく伝えること。
同じデザインの陶磁器を厳選された国内各地の陶磁器作家・職人に制作してもらい、各焼き物産地の土・釉薬・製法の特徴、地域それぞれにある自然・土の多様性を紹介することにより、日本国内・海外に向けて日本の焼き物文化の魅力を伝えていくことを目指している。
羽田未来総合研究所は、羽田空港旅客ターミナルの建設、管理・運営を担う日本空港ビルデングのグループ会社。
羽田を軸に、人や地方をつなぎ、新たなビジネスやブランディング等の価値を創出する「地方創生」・「観光開発」事業、日本発のアート・文化の発信を行っていく「アート&カルチャー」事業、羽田発のビジネスイノベーションや人材開発を目的とする「コンサルティング」事業、「情報戦略」事業などに挑戦し、新たなビジネス・価値、未来を創造していく。
「JAPAN MASTERY COLLECTION」にて販売を開始する日本の焼き物産地を世界に発信するCERANISを、この機会にチェックしてみては。
ピハナコンサルティング:http://www.pihanaconsulting.co.jp
羽田未来総合研究所:https://www.haneda-the-future.com
(江崎貴子)
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