岐阜大生が立ち上げたUmai Japanの富有柿が、JAL国際線ファーストクラス機内食に登場

高品質な日本産柿の生産から販売、輸出までを一気通貫で行う岐阜大学生が立ち上げたスタートアップ「Umai Japan」は、同社が展開する富有柿ブランド「Umai KAKI 富有」を、1月15日(水)～2月28日(金)の期間、日本航空(以下、JAL)の国際線ファーストクラス羽田発全便の機内食にて提供している。

「Umai Japan」について

「Umai Japan」は、日本国内の人口減少に伴う農産業の衰退を食い止めるべく、まずは日本の国果にも指定されている「柿」にフォーカスした事業を展開。柿の名産地である岐阜県内で使われなくなった農地の引き継ぎを行い、代々伝わる栽培技術とスマート農業技術を掛け合わせた柿を「Umai KAKI」として生産している。

これまで、北米や東南アジアなどの海外諸国に向けて、「Umai KAKI」をはじめとするブランド柿の輸出に積極的に取り組んできた。

このたび、JALに大学生ながら日本の農作物を世界中に届ける取り組みを行っている点および、「Umai KAKI」ブランドの魅力を感じてもらい、JAL国際線ファーストクラスの機内食(フルーツプレート)として提供する運びとなった。

最高級の柿「Umai KAKI 富有」

「Umai KAKI」は、同社独自の品質基準によって選び抜かれた、最高品質の柿。品質担保のためにスマート農業機器の開発・実証を実施し、さらに安全安心を提供するために残留農薬検査・微生物検査等も行っている。

富有柿は「Umai Japan」が農地を保有する岐阜県瑞穂市発祥の品種であり、見た目の美しさや親しまれやすい味を持っていることから、「柿の王様」として長年日本中の人に親しまれてきた。さらにアメリカや韓国をはじめ様々な地域でも「Fuyu」の名で楽しまれている。「Umai KAKI」では、そのなかでも群を抜いて大きくて甘い果実を栽培する日本技術を楽しめる。

「Umai KAKI」の販売場所は、JR東海マーケット、豊洲市場ドットコム、ヤマナカfrante(東海地域)、信濃屋食品館(東京都内)など。

またアメリカの「Ikigai Fruits」や、スイーツ店、レストランなどにて販売。そのほか、東南アジア諸国では、日系小売店での販売を予定している。

代表取締役・杉本さんのコメント

「Umai Japan」代表取締役の杉本稜太さんは、「私は福井県の農業高校卒業後、岐阜大学応用生物科学部に進学しました(現4年生)。その一方で農業現場での経験や海外調査を行い、日本農業の素晴らしさと同時に様々な課題を実感しました。私たちは次世代にも農業は素晴らしいと思ってもらえるよう、匠の技と先端技術を融合させた高品質農産物供給、そして新たなフードバリューチェーンの構築を目指し、未来へ続く農業を創り世界にその魅力を発信します。」とコメントしている。

大学生スタートアップ「Umai Japan」が提供する岐阜県名産富有柿「Umai KAKI 富有」を、羽田発JAL国際線ファーストクラス機内食で味わってみては。

Umai Japan HP：https://umai-japan.jp
JR東海マーケット：https://market.jr-central.co.jp/shop/default.aspx
豊洲市場ドットコム：https://www.tsukijiichiba.com

(江崎貴子)