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オンライン子育てひろば協会は、4月10日(木)より、メタバース空間を活用した「バーチャル親子ひろば」を本格的に始動する。
2025年度は、先着300組まで無料で利用可能。専用WEBサイトから会員登録すると、「バーチャル親子ひろば」へのアクセス方法の案内が届く。なお、2025年度の参加対象は、妊娠中の人と2022年4月2日以降生まれの子どもと保護者だ。
現代社会では、少子化、核家族化、地域の人とのつながりの減少が進み、乳幼児を育てる保護者は、子育ての不安や孤立を感じやすい状況にあると言われている。
全国には8,000を超える地域子育て支援施設が存在するが、地理的な制約、時間の制約、または心理的なハードルにより、それらの施設を利用できない保護者が数多くいるのだそう。
「バーチャル親子ひろば」は、これらの課題を解消し、全ての保護者が安心して子育てできる社会を実現するために誕生した。
「バーチャル親子ひろば」は、0~3歳の子どもとその保護者が、自宅に居ながら交流を育んだり、悩みを専門家に相談したりできる新しい子育ての居場所。オンラインで全国どこからでも参加できることや、アバター使用により匿名性が高いことなどが特徴だ。
利用者は、平日の10時~16時に、いつでも自由に来室し、全国の親子と情報交換や交流をすることが可能。親子で楽しめる多彩なイベントを通じ、参加者同士で子育ての不安や悩みを共有し、共感し合える場を提供する。
また、保育士・助産師・臨床心理士・小児科医などの専門家による講座や個別相談を定期的に開催。「離乳食講座」「赤ちゃんの病気予防」「子育て中のセルフケア」など、子育てのニーズに合わせた専門家講座で具体的なアドバイスを提供する。
さらに、必要に応じて、地域の子育て支援機関や専門機関などと連携し、より適切なサポートへとつなげていく。
2024年モニター実施時のアンケートより
なお、2024年のモニター実施時のアンケートの結果、参加満足度96%・利用推奨度96%となったそう。
今後は、オンラインによる子育て支援に関するデータを蓄積し、より安心安全で効果的な支援方法・運営体制を確立していく。
また、全国の自治体、子育て支援関係者、企業などとの連携を強化することで、より包括的なサポート体制を構築し、支援の輪を広げ、より多くの子育て家庭を支援することを目指す。
コロナ禍でのひろば開催の様子
オンライン子育てひろば協会は、2018年に全国初のオンライン子育てひろば「ママこぺる」を開設し、のべ8,500組以上の親子を支援。オンラインによる子育て支援のパイオニアとしてノウハウと実績を蓄積してきた。
参加者からの高評価を得る一方で、従来のビデオ通話システム(Zoom)を用いた予約制の開催では、「今話したい…」「今つながりたい…」「今相談したい…」という、乳幼児期特有のリアルタイムなニーズに応えきれていないという課題も感じていたそう。
また、「近くに親子が集まれる場所がない」「子どもを連れての外出は想像以上に大変」といった保護者の切実な声も聞こえてきたという。
そこで、もっと広く、もっと深く子育て支援を届ける方法を模索し、2024年にメタバース空間の活用に挑戦。半年間でのべ1,100組以上の0~3歳の子どもと保護者に利用され、「いつでも予約なしでアクセスできるという安心感」などの声が届いたという。
今回、2025年度より「バーチャル親子ひろば」を本開設することで、保護者が抱える孤独感や不安を解消し、専門家による即時的かつ専門的なサポートができる体制を整える。
オンラインにて匿名で参加できる「バーチャル親子ひろば」は、子育ての悩み解消への近道となるかもしれない。
「バーチャル親子ひろば」詳細:https://hiroba.online/oyako-hiroba
オンライン子育てひろば協会 HP:https://onlinehiroba.org
(Higuchi)
The post 乳幼児親子が集う「バーチャル親子ひろば」本格始動!子育ての悩み解消をサポート first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.
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