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日本三大秘境のまち、徳島県三好市の標高およそ550mに位置する黒沢湿原(くろぞう・しつげん)では、“三好市の花”に指定されているサギソウが今年も見頃を迎えている。

サギソウはラン科の多年草で、日当たりの良い湿地に育つ花。直径2、3センチほどの白い花で、サギが羽を広げたような形をしていることからこの名が付けられた。

黒沢湿原は、東・西・北の三方を標高600m余りの山々に囲まれた、広さ約27haの湿原。敷地内には四季折々の珍しい草花が咲き、様々な昆虫の生息地としても知られている。
敷地内には散策コースがあり、所々に設置してあるベンチで小休憩したり、高台にある展望台で敷地内を一望したりと、楽しみ方は様々だ。

今年は梅雨の時期が長かったため、サギソウの開花は例年よりも1週間ほど遅れたとのことで、黒沢湿原では8月中旬までサギソウが楽しめるほか、これからの時期、ミソハギやヒツジグサといった植物、トンボなどの生物が観測できる。また、サギソウの他に水連も見頃だ。

さらに、徳島県三好市には、祖谷のかずら橋や祖谷温泉といった様々な観光名所もあるので、GOTOトラベルキャンペーンなど、お得に旅行できるこの機会に訪れてみては?
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