/
秋空が見えたら、郊外のニュータウンウオッチングに出かけてみよう。街の人に話しかければ、地元ならではのとっておきの情報がゲットできることも。「もし、この街に住んだら……」なんて想像しながら散策すれば、さらに街の素顔に近づけるはず。今回は、仙台市北部の「ハーモニータウン杜のまち」へドライブして、子育て中のママ目線で街をチェックしてみた。
仙台市営地下鉄北端の「泉中央駅」から北へ車で20分弱で、アーチ橋にガス灯の「杜乃橋」が見える。これが「ハーモニータウン杜のまち」の東の入口だ。泉中央駅からバス(宮城交通)に乗ればタウンのほぼ中央にあるバス停までは約25分。泉中央駅からの最終バスはなんと、タウン内のどこでも降りたい場所で降ろしてくれるという。
■子育てポイント(1)自然豊かできれいな街並み
「環境は人をつくる」という。子どもを育てるならごみごみしていない、公園や緑が多い環境の良い街がいい。「ハーモニータウン杜のまち」を東西に貫く道路両脇には、インターロッキング舗装の歩行者専用道路と街路樹が続く。計画的につくられた美しい街並みに、ゴミひとつ落ちていない清潔で広々とした道路。NPO法人の方々が清掃活動をする姿も見かけた。高台の公園は見晴らしがよく、七ツ森のこんもりとした峰々とその向こうに泉ヶ岳の雄姿を望むことができた。「朝起きて、2階の部屋から七ツ森を見て深呼吸すると気持ちいいですよ」と「ハーモニータウン杜のまち」に住むママさん(以下、「杜のまちママさん」)が教えてくれた。子どもたちがいつか大人になって街を離れたときに、心に刻んだ「ふるさとの風景」があるのは幸せだなぁと思う。
■子育てポイント(2)教育施設、遊び場の充実
タウン内には7つの公園があり遊び場にも事欠かない。「ここで遊ぶと危ないからダメ」なんて注意する必要もなさそうだ。緑と彫刻の散歩道、サッカーや野球などもできる広場がある「わかば公園」の隣の「もみじヶ丘児童館」では学童保育も行われている。
■子育てポイント(3)病院、買い物施設が多彩で暮らしやすい
「買い物施設は充実しています」と、立ち話をした「杜のまちママさん」。タウン内には6月にサンクスがオープンしたばかり。イオン富谷ショッピングセンター、ビッグハウス富谷店、みやぎ生協大富店と目的で店を選んだり、泉パークタウンタピオ、仙台泉プレミアム・アウトレットへも。渋滞もなくスムーズに買い物に行けるそうだ。医療施設も、タウン内に歯科クリニック、メディカルプラザ(内科)のほか、隣接する日吉台にも小児科など医療施設がそろう。週末は、七ツ森湖畔公園や松島、泉界隈など家族で遊べるスポットも多彩だ。
■子育てポイント(4)子どもが多くママ友ができやすい環境
Yさん(2歳半の長男と)
「友達に誘われて初めて『ぽっぽこ』に参加しましたが、同じ年ごろの子どもたちが多く友達をつくりやすい。街は静かで治安がいいですし、土地も広くゆったりしていますね。」
Tさん(3歳の次男と)
「小さい子どものいる家族が多く近所の人たちとも自然に仲良くなりました。町内会の夏祭りや芋煮会、餅つきなど季節の行事もあって、子どもたちも楽しく参加しています。」
遊ぶ、学ぶ、暮らす、触れ合うというさまざまな角度から見て、子育てにいい街。皆さんもニュータウンに出かけて、美味しいものを食べたり公園で遊んだりしながら「ここでどんな暮らしができるのか」をイメージしてみてはいかが。
元画像url 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナルこの記事のライター
SUUMO
172
『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
グルメ・おでかけの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント