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interview 伊藤あさひ

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「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から伊藤あさひさんのインタビューをお届けします♪

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Profile

2000年生まれ。東京都出身。サロンモデル時代にスカウトを受け芸能界入り。2017年「緊急取調室 シーズン2」で俳優デビュー。翌2018年には、スーパー戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」で初主演を務める。

夢ある仕事につけていることに感謝の気持ちを忘れることなく自分らしさを追求し続けたい

4月スタートのドラマの中でも異色の存在となったのが、土曜ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』であることは間違いない。奇想天外なこの作品で、主人公の原田のぶおを慕う安岡一道を演じたのは、役柄の設定より6歳も年下の伊藤あさひさん。同じく4月スタートのドラマ『高嶺と花』で演じたイタリア人美青年、昨年スタートの特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャー VS 警察戦隊パトレンジャー』でのルパンレッドとのイメージのギャップに驚いた人も多いのではないだろうか…。

―ドラマ出演が決まったときの気持ちを聞かせてください。

「ゴールデンに出演できるということがまずうれしかったです。それと、去年今年は、ルパンレッドにイタリア人とぶっ飛んだ役が続いたのも強烈でしたが、今回は東大卒のエリート官僚というさらに複雑なキャラ設定! しかも、実際よりかなり年上の役だったのでびっくりでした(笑)」

―安岡の人物像をどう分析しますか?

「東大卒のエリートで周囲からは一目置かれる存在ですけど、自分の知らない世界に生きている原田に対してものすごく憧れを持っている。自分がやりたいことをして自由に生きている原田に感銘を受けているということは、すごく素直な性格だと感じたので、その素直さをうまく視聴者に伝えることを意識しました」

―伊藤さんと安岡の共通点は?

「結構な変人なので共通点はそんなにないですね(笑)。でも、安岡を演じることを通して僕も素直になったというか、相手に対して尊敬の念を抱くことは多くなりました。昔は、自分が好きなことにしか興味を示さなかったんですけど、最近は、興味がないことでもまず話を聴いてみるし、自分が知らないことを知れるっておもしろいと思うようになりました」

―撮影現場はどんな雰囲気ですか?

「古田さんがとてもやさしくて、新人の僕がミスをしたりNGを出したりしても広い心で見守ってくれるので、すごく居心地がいいです。これまでは同世代の人とお芝居をすることがほとんどだったので、大先輩たちと関わらせていただけるのはありがたいですね」

―もともと俳優志望だったのですか?

「俳優は自分とは程遠い存在だと思っていました。サロンモデルをやりはじめたことで自分を出すことの楽しさを知り、スカウトの方に声をかけていただいたときは二つ返事で「やりたい」と答えました。小さいころはパイロットや弁護士にも興味があったんですけど、その理由は「みんながなかなか体験できないことを仕事にしたい」という想いがあったからなので、そういう意味でも、俳優という夢がある職業につけていることは幸せだと感じます」

―目標としている方はいますか?

「よく挙げさせていただいているのは俳優の岡田将生さん。人柄も演技も含めて好きなんです。この仕事に限らずどんな仕事についていても、人柄って絶対大事。僕も、自分らしさを追求しながらも誠実な心を持ち続けることで、唯一無二の存在になっていきたいです」

―休日の過ごし方を教えてください。

「犬と戯れたり写真を撮ったりしています。シーズーを飼っているんですけど、最近、弟にばかりなついて、ちょっとやばいです(笑)。弟、絶対裏で何かやってると思うんですよ。僕の見ていないところで手なずけてる! ピンチです(苦笑)。カメラはデジタル一眼を持ち歩いていて、ルパンレンジャーの撮影の合間にも共演者を撮ったりしていました。カメラを持ってドライブにも行きたいですね」

―読者にメッセージをお願いします。

「今年は新元号になったし、年明けには僕は二十歳になるので、大きな転機が訪れる予感がしています。いい仕事をすることでファンのみなさんに恩返し出来たらと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」

『MEN ON THEATER 2019』

出演/入江甚儀、市川知宏、竜星涼、福士蒼汰、山本涼介、上杉柊平、瀬戸利樹、伊藤あさひ、中川大輔
開催/8月9日(金)~8月12日(月・祝)
会場/全労済ホール/スペース・ゼロ(渋谷区)

TEXT/Reiko Matsumoto
PHOTO/Isamu Ebisawa

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Poco'ce

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