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「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から眞栄田郷敦さんのインタビューをお届けします♪
Profile/2000年アメリカ、ロサンゼルス生まれ。映画『小さな恋のうた』で俳優デビュー。その後『午前0時、キスしに来てよ』などに出演。7月9日には『東京リベンジャーズ』の公開も控える。TVドラマでは『ノーサイド・ゲーム』『私の家政夫ナギサさん』『教場Ⅱ』など、話題のドラマで好演を続け、『星になりたかった君と』で初主演を務めた。4月8日からは、フジテレビ系列木曜22時「レンアイ漫画家」、FODにて主演ドラマ「レンアイ格闘家」の放送も控えている。
1998年長野オリンピック。スキージャンプ日本団体が悲願の金メダルを獲得したその裏で、25人のテストジャンパーたちが命懸けで戦っていたという事実をご存知だろうか?映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」は、そんな知られざる事実をもとに描いたオリジナルストーリー。ラージヒル団体戦のメダルがかかった競技が猛吹雪により中断され、審判員より「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら再開する」という判断が下されるというあらすじだ。
「脚本を読ませて頂いた時、テストジャンパー25人のそれぞれが抱えた想いやドラマに胸が熱くなりました。とにかく早く、この知られざる感動の実話をたくさんの人に伝えたい、知って欲しいと思いました」
そう話すのは、ケガをしたせいで代表選抜から落ちてしまい、トラウマを抱えながらもテストジャンパーとしてオリンピックに参加することになる南川崇役を演じた眞栄田郷敦さん。他の登場人物は田中圭さん演じる元日本代表の西方仁也さんをはじめ実在する人物だが、南川だけが唯一映画オリジナルのキャラクターだ。
「南川の第一印象は、チャラくて上から目線のイヤな奴ですが、それは実力があった故にトラウマを抱えてしまった自分を周囲に見せたくない、自分を大きく見せていたいという気持ちの表れだと思うんです。代表選考メンバーになるまでにどれだけの努力をして、どれだけ頑張ってきたか。表には見えない南川のバックストーリーを自分の中でしっかり組み立てて役作りをしました」
「僕自身も挫折した経験があるから」と続ける眞栄田さん。中学時代から始めたサックスで、プロを目指していたことがあると教えてくれた。
「高校は音楽を専門に勉強していて、ひたすら音楽漬けの毎日を送りました。このまま大学もと思って頑張ったのですが受験に失敗。そのときの挫折感はものすごく大きかったです」
そんなときに声がかかったのが今のお仕事だったそう。
「簡単には気持ちの整理がつきませんでしたが、新しい世界に入ると決めてからは、新たな目標ができて自然と役者という仕事にシフトできました。それに一度音楽から離れて視野を広げたことで、サックスの方も新しい発見がありました」
この作品に出演したことをきっかけにオリンピックだけではなく、いろんなものの裏側に目が向くようになったそう。
「例えば、今コロナ禍で僕たちが普通に生活できているのは医療従事者の方はもちろん、身近な所でいうとコンビニの店員さんなど、その他も気付かないところで多くの人に日常生活を支えていただいていることを実感しています」
裏方であるテストジャンパーたちの戦いのストーリーであるとともに、それを支えた家族の物語でもある本作、そこで家族について伺うと。
「夫婦役の田中圭さんと土屋太鳳さんの姿を見て、家族っていいなって思いました。圭さんと息子役の子のシーンは癒しでしかなかったです。それを見て子供欲しいなぁと思いました(笑)」
そこでズバリ、気になる結婚願望を聞いてみると。
「今の仕事で納得いく基盤ができた時には結婚したいです。希望では30歳くらいかな…。そのためにも今はしっかりと仕事を頑張らないとと思っています。理想のデート?そうですね…、スーパーに買い物に行って、一緒にご飯を作って食べるとかいいですね。ちなみに、最近はどれだけ低カロリーでボリュームのある料理を作れるかにハマっているんです。いつかレシピ本を出したいと思っています」
得意料理を尋ねると大好物のとんかつとパンケーキと笑った。新たな眞栄田郷敦さんの一面が見られた今回のインタビュー。いつか眞栄田さんのヘルシーレシピ本が発売されるのを心待ちにしつつ、今後の活躍にも注目したい。
(c)2021映画『ヒノマルソウル』製作委員会
監督/飯塚健 脚本/杉原憲明、鈴木謙一
出演/田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、落合モトキ、菅原大吉、八十田勇一、濱津隆之、古田新太 他
公開/ 5月7日(金)全国ロードショー
PHOTO / Isamu Ebisawa TEXT / Satoko Nemoto STYLING / MASAYA (ADDICT_CASE) HAIR&MAKE / Misu(ADDICT_CASE)衣装 / ジャケット 68,000円 ブルゾン 54,000円 パンツ 37,000円 (TAAKK mail: hello@taakk.jp)
この記事のライター
Poco'ce
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