/
「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」からアンタッチャブル 山崎弘也さんのインタビューをお届けします♪
Profile/1976年生まれ。1994年プロダクション人力舎のタレント養成所「スクールJCA」に入学、同期の柴田英嗣とお笑いコンビ・アンタッチャブルを結成。2003年『爆笑オンエアバトル』、2004年『M-1グランプリ2004』で優勝。『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』『スクール革命!』『ザキ山小屋』『お笑い実力刃』など、多くのレギュラー番組を持ち、バラエティ番組だけでなくラジオやCM出演など幅広く活動中。
そう笑いながら話すのは『それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』で、雲の長老の声を担当した山崎弘也さん。アンパンマンの映画にゲスト声優として出演オファーを受けたときの心境を伺うとそう答えてくれた。
「アンパンマンはこれまで多くの人たちに愛されてきた映画ですから、それに出演できるなんて夢かと思いました。職業柄ドッキリを仕掛けられることも多いので、信じられなかったです。その長老のヴィジュアルがね、僕に寄せてくださってるんですよ。顎がふたつに割れてるの(笑)。感無量ですよね、それを見たときに頑張らなきゃと思いました」
アフレコに挑戦した感想を伺うと。
「長老感を出さなきゃと思って、声を絞りながらアフレコしたんです。そうしたら、やりすぎだと注意されて。自分らしさを出しつつ、長老感を出すのがとても難しかったです。ザキヤマVS長老って感じでした(笑)。でも、スタッフさんがみんな優しくて、僕のことを上手くノセてくれるんです。もう、この人たちが長老なんじゃないかと思うくらい。アンパンマンから感じる優しさはこういうところから滲み出るんだなぁって思いました」
アンパンマンたちを優しく見守る雲の長老、ご自身と似てるところは?
「僕も見守り系男子でやってるんで、そこは似てるんじゃないかな(笑)。でも僕はせわしないんで、あのゆったりとした感じはないですね。今回、アンパンマンの作品に携わらせていただいて、1番大きな気づきは、ゆっくり話すのが大事だということでしたね。つい自分のペースでしゃべってしまいますけど、子供たちにももっとゆっくり丁寧にしゃべってあげればいいんだと気づきました。それに長老は自分のことは二の次で、みんなを優先する人格者なんですよ。大人の人は長老を見てこんな上司がいたらいいなぁと思うんじゃないかと思います。僕も見習わないと」
次に、山崎さんご自身の仕事の喜びを尋ねると。
「やっぱり面白かったですって言われることですね。あとはお会いした人に『元気もらえました』って言ってもらえたり。別にね、僕はそんなつもりでやってるんじゃないんですよ(笑)。でもやっぱり嬉しいですよ」
いつも笑顔の山崎さん。その秘訣は?
「僕も仕事仲間に元気をもらっています。お笑い芸人って変な人も多いですし、そんな人も含めて面白い。だから仕事しながら元気をもらっているんですよ、僕。発電しながら動いてるみたいな。きっとバラエティをやっていればずっと動き続けられるんじゃないかな(笑)。それに、人生に真剣味がないといったらアレですけど、ラクに生きたいと思ってますね。できれば笑っていたいじゃないですか。もちろん大変なときもあるけど、しょうがないというか。そんなときは『今日はこれ食べたいな』とか、身近にある楽しいこと考えてます」
2児のパパでもある山崎さん。子供が生まれてから世界の見方が変わったそう。
「家系図が見えるというか、あぁ、この人にも親がいて、この人も赤ちゃんだったときがあるんだなぁって見るようになりました。カンニングの竹山さんもおじさんで産まれたんじゃないんだなって(笑)。もうね、竹山さんのこと抱っこしたくなりますもん。寝る前にポンポンしてあやしてあげたい(笑)」
山崎さんのお子さん時代の話を聞くと。
「性格はこの通りのお調子者でしたね。学校でもガヤ的存在(笑)。授業に集中せずに賑やかして先生に怒られていました」
終始笑いが絶えない山崎さんのインタビュー。その山崎さんがガヤ感を捨てて真剣に取り組んだという今作。
「子供と見ていたはずが、気づいたら大人の方が夢中になっているのがアンパンマンの魅力。ぜひ大人も楽しんでほしいです」
(c)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV(c)やなせたかし/アンパンマン製作委員会2020
原作/やなせたかし(フレーベル館刊)
監督/川越淳
脚本/藤田伸三
声の出演/アンパンマン:戸田恵子、ばいきんまん:中尾隆聖
声のゲスト出演/フワリー:深田恭子、雲の長老:アンタッチャブル 山崎弘也
公開/ 6月25日(金)全国ロードショー
PHOTO / Isamu Ebisawa STYLING / Nanaco Noda HAIR&MAKE / ORIE ISHII TEXT / Satoko Nemoto
この記事のライター
Poco'ce
19074
「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性に うれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce( ポコチェ)」を発行しています。価値ある良質な情報を求める世代に向けて、「美・食・遊・学」を厳選してお届けし、 東京の働く女性たちを応援しています。
エンタメの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント