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「ずっと真夜中でいいのに。」、奈良・平城京での公演で7万人以上を動員「ここまで来てくれてありがとう」神秘的な空間で魅了

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平城京でコンサートを行った「ずっと真夜中でいいのに。」

 バンド「ずっと真夜中でいいのに。」が11日、奈良市の平城宮跡歴史公園で特別公演祭「文禍伝雷(ぶんかでんらい)」を開催した。10日からの2日間で、無料エリアを合めて計7万人以上が集結。ライブチケットも2日間で計6万5000枚が完売し、集まったファンに「秒針を噛む」「あいつら全員同窓会」など全22曲を届けた。

 古都・平城京が、神秘的な空間に包まれた。夕焼けが広がる中、和楽器を用いた演奏とともにボーカルのACAねが登場。1300年前以上に都が築かれた歴史的な場所で透き通った歌声を響かせ「ここまで来てくれて、この場所で会ってくれてありがとう」とつぶやいた。

 「ずっと―」は、2018年にデビュー。「特定の形を持たない音楽バンド」として、ACAね以外のメンバーは流動的に編成して活動している。YouTubeのチャンネル登録者は340万人を数え、楽曲の総再生回数は48億回を突破。基本的に素顔は明かしておらず、YouTubeではアニメーションを用いた動画で楽曲を公開している。

 今回の特別公演は、同バンドが奈良の歴史や文化を多くの人に伝えたいという熱意によって実現。2月には同所で音量テストを実施し、遺構を守るための対策も重ねた。平城宮跡内の一画である「中央区朝堂院跡」では初の大規模音楽ライブとなり、ACAねは「見えないところで動いてくれた方がいることを知っています。本当に感謝です」と頭を下げた。

 夜が更けた終盤、かつて天皇が儀式を執り行った建物「大極殿」がライトアップされた。ラストは本公演のために配信したシングル曲「あかねさす頃」をパフォーマンス。「これからもご飯をよそい、日々を戦い、ともに記録していけたらうれしいです」。先人たちのへの思いをはせながら、未来に向けてずっと音色を奏でていく。(松下 大樹)


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