アプリでmichillが
もっと便利に

無料ダウンロード
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

73歳の山下達郎、30代より忙しい「不思議な現象。自分が懐メロ歌手だと思わない」14日に37年ぶりライブアルバム発売

/

他のおすすめ記事を読む
一途な幼馴染チ・チャンウクvsかっこいい年下君チョン・ヘイン♡デートするならどっち?
37年ぶりのライブアルバム「JOY 2」を発売する山下達郎

 シンガー・ソングライターの山下達郎(73)がソロ活動50周年を迎え、14日に自身37年ぶりとなるライブアルバム「JOY 2」を発売する。2008年からの18年間で開催した600以上の公演から、自ら厳選した全38トラックを収録。スポーツ報知のインタビューに応じ、同作の制作過程や、今の活動に対する思いなどを語った。(松下 大樹)

 20代の記者を前にすると達郎は「おじいちゃんはいくつ?」と聞いた。既に亡くなっているが、生きていれば80代後半であることを伝えると「まだ大丈夫だな。セーフ」と笑った。自分が年下であることに少し安心したようだ。

 記者の年齢を大きく上回る37年もの間、ライブアルバムを出せなかった一番の理由は「音源を聴く時間がない」ことだった。ツアー活動を再開した2008年からの18年間で行った公演数は600以上。そのうち、収録したものは96公演を数える。

 一度、7年ほど前に制作しようとしたが「コロナ禍になってスタジオに行けなくなった」と断念した。以降も、22年にはアルバム「SOFTLY」の発売、昨年には「SONGS」50周年記念盤の発売など多忙を極め、仕事が一段落したのは昨年末。「ようやくって感じですね」と満を持して取りかかり、半年かけて完成させた。

 聴き直したトラック数は約900。膨大な量に気が遠くなりそうだが、いざ始めると「思ったよりも苦労はなかった」。ライブの度に出来栄えを自己採点していたため、それを基にすると選定作業がスムーズに進んだという。

 他にも嬉しい想定外があった。「(音源が)50代から70代まであるので、どのくらい声が変わっているのかが一番の懸念材料だったけど、思ったより変わってなかった。近年、PA(ライブ会場の音響設備)から出てくる声は、自分では年をとった印象があったけど、録音されている音を聴くとそうでもなかった」。コロナをきっかけに酒を飲まなくなったことも功を奏したのか「自分で驚くほど差異がなくて良かった」と安堵の顔を浮かべた。

 今作にも達郎の音楽への忠実さが詰め込まれている。選んだ音源の修正は最低限にとどめ、ありのままに近い形でCDに収めた。「直しをなるべく少なくするのが僕のフィロソフィー」。最新の技術を使えばいくらでも修正が可能な時代だが「プロが聴けば、だませない。だからといって、素人は分からないから何でもやって良いかって言ったらそんなことはない。最低限のモラルですよ」と語気を強める。

 自ら「高気圧ガール」など全38トラックを厳選し、時間にして210分以上。「自分でも聴いてて大変なんですよ」と笑い飛ばす。「だから、ゆっくり聴いていただければ」。優しいまなざしで呼び掛けた。

 ソロ活動50周年。今でも、CMとのタイアップなどオファーは尽きない。「本当に忙しい。何でか知らないけど、仕事が来る。30代よりも働いてる感じ」。ツアーを行う度、観客は満員になる。「同世代か、ひと世代下くらいの人たちがコアの層で、驚くべきことにその人たちの息子、娘が来るようになって訳が分かんない。不思議な現象で夢にも思わなかった。本当にありがたい」

 スポーツと異なり、音楽を含めた文化は「絶対価値がないもの」と捉える。「自分の価値観でやるしかない。そうすると尺度になるのはお客さんの反応。お客さんはむしろ増えてるくらい。減ってないんでね。そういう意味では、自分は懐メロ歌手になっているとは思わない。現役性はまだ保持できているなと」。求められることが、何よりの励みになっている。

 もちろん、これからも音楽とともに生きていく。「曲も意外と書けてるし、まだ意欲を持ってるんでね」。表情を引き締め「結局、音楽以外に面白いことがない」と言い切った。

 だが、一呼吸おいて本音もポロリ。「まあ、ライフルを撃ちたいなとかはあるけど」。素の達郎が出てきた。「週に2回、散弾銃を撃って練習しないとダメらしいけど時間がない。本当はやりたいんですけどね…。クソ忙しいんで」。うなだれながらも、どこか嬉しそうだった。

 〇…初回限定盤はボーナスディスクを加えた4枚組みとして発売される。既発のシングル曲のボーナストラックとして収録されたものを新たにリミックスした6トラック、ツアーでおなじみの「LET’S DANCE BABY」のメドレー箇所を編集した3トラックの計9トラックとなっている。

 ◆山下 達郎(やました・たつろう)1953年2月4日、東京都生まれ。73歳。75年、バンド「シュガー・ベイブ」の一員としてデビュー。76年、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビュー。「クリスマス・イブ」などヒット曲多数。82年、歌手の竹内まりやと結婚。


関連記事



この記事のライター

スポーツ報知

スポーツ報知が運営する公式アカウントです。芸能・エンタメをはじめ、大谷翔平選手に関するMLBの最新情報ニュースをお届けします。

ありがとうを贈ると
ライターさんの励みになります

他のおすすめ記事を読む
一途な幼馴染チ・チャンウクvsかっこいい年下君チョン・ヘイン♡デートするならどっち?

Googleで優先するソースとして追加 Google 検索でmichill byGMOの記事を
優先表示することができます

トップへ戻る

エンタメの人気ランキング

新着

公式アカウント