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結婚式・披露宴に招待されたとき、詳しいマナーがわからず、服装選びに悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、結婚式・披露宴の服装の基本マナーと、大人世代・クール派・かわいい派別におすすめのドレスを紹介します。
結婚式・披露宴では、服装の色味やデザイン、素材などにさまざまなマナーがあります。
結婚式・披露宴の服装の基本マナーを確認してみましょう。
ドレスの色味・柄に関するマナーについて紹介します。
【白・白っぽく見える色はNG】
白色は花嫁の特権カラーのため、白色のドレスを着ていくのはマナー違反です。
淡いベージュや淡いイエロー、シルバーなど、光の加減によって白っぽく見える色も避けた方が良いでしょう。
【全身黒で統一しない】
黒のドレスは人気がありますが、全身黒で統一すると喪服のように見えてしまいます。
黒のドレスを着る場合は、シンプルなデザインは避けて、素材や装飾で華やかさを出すことが大切です。
羽織りものや小物は明るい色を選ぶと、より華やかな雰囲気になります。
【プリント柄・アニマル柄・派手な柄は避ける】
結婚式・披露宴といったフォーマルな場では、単色・無地のドレスが基本です。
柄物ドレスを着たいときは、上品でエレガントな柄がおすすめです。
カジュアルすぎるプリント柄・動物の殺生をイメージさせるアニマル柄・目立ちすぎる派手な柄は避けましょう。
【おすすめの色味・柄】
結婚式・披露宴のドレスでおすすめの色味・柄は以下の通りです。
<おすすめの色味>
・ブルー
・グリーン
・ネイビー
・グレー
・ブラウン
・ピンク
・パープル
<おすすめの柄>
・控えめな花柄
・刺繍・レース
・織り柄(ジャガード織)
ドレスの素材に関するマナーを紹介します。
【カジュアルな素材はNG】
結婚式・披露宴のドレスでは、コットン・麻・ニットなどカジュアルな印象を与える素材は避けましょう。
品がよくフォーマルにふさわしい素材を選ぶのがポイントです。
【ファー・レザー素材は避ける】
動物の毛皮や革で作られるアイテムは、殺生をイメージさせることからタブーとされています。イミテーションを含め、ファー・レザー素材は避けましょう。
【季節感のある素材を選ぶ】
結婚式や披露宴が行われる季節に合わせて、最適な素材を選びましょう。
春夏は軽やかで涼しげな素材、秋冬には温かみのある素材を選ぶと、おしゃれ感のある着こなしになります。
【昼は光沢感がある素材は避ける】
昼の結婚式では控えめに、夜の結婚式では華やかに装うのがマナーとされています。
そのため、昼の結婚式では、光沢の強いサテン生地やラメ素材などを全体的に使ったドレスは避けた方がよいでしょう。
【おすすめの素材】
結婚式におすすめの素材・生地は以下の通りです。
季節や時間帯に合わせて適切なものを選びましょう。
・シフォン
・チュール
・オーガンジー
・サテン
・ベルベット
・タフタ
ドレスの露出に関するマナーを紹介します。
【露出度が高い服装はNG】
結婚式・披露宴では、以下のような露出度が高い服装はNGです。
・胸や背中が大きく開いている
・スカートの丈が膝上10cm以上ある
・深いスリットが入っている
スカートは膝上5cm~膝下、ノースリーブドレスの場合は肩の露出が少ないものを選びましょう。ただし、夜の結婚式では、デコルテや肩をきれいに露出したドレスもOKとされています。
【ノースリーブドレスは羽織ものでカバーする】
昼の結婚式・披露宴でノースリーブドレスを着る場合は、ボレロやショール、ジャケットなど羽織りものでカバーしましょう。
羽織りものがあると、肌寒くなったときも便利です。
ドレスに合わせて、フォーマルな素材・デザインのものを選びましょう。
靴やストッキングといった足元に関するマナーを紹介します。
【カジュアルシューズはNG】
結婚式・披露宴では、サンダル、ブーツやスニーカーなどのカジュアルシューズはNGです。ドレスに合わせて、上品なデザインのパンプスを履きましょう。
【パンプスのヒールの高さは5cm以上・細いタイプが基本】
パンプスのヒールは細いタイプで、5cm〜8cm程度の高さのものを選ぶとエレガントに見えます。
ハイヒールに慣れていない人や妊娠している人、子供連れの人などは、歩きやすいローヒールまたはフラットパンプスを選ぶとよいでしょう。
【ストッキングを着用する】
結婚式・披露宴では、ストッキングを履きましょう。
喪服をイメージさせる黒のストッキングやカジュアルな印象を与えるタイツは避けて、ベージュカラーのストッキングを選ぶのが基本です。
また、パンツスタイルでもストッキングは必須です。
ヘアメイクに関するマナーを紹介します。
【ロングヘアはまとめるのがおすすめ】
ロングヘアの人はダウンスタイルは避けて、きちんとまとめるのがおすすめです。
ハーフアップでも良いですが、フォーマルな場では格式が高いとされるアップスタイルが向いているでしょう。
【派手すぎるスタイリングはNG】
結婚式・披露宴では、花嫁よりも目立つ派手すぎるスタイリングはNGです。
また、白色や花モチーフ、大きなパールなど、花嫁をイメージさせるヘアアクセサリーは避けましょう。ヘアアクセサリーをつけるなら、上品で控えめなものを選びましょう。
バッグ・アクセサリーに関するマナーを紹介します。
【バッグは小ぶりサイズできちんと感のあるものを選ぶ】
結婚式・披露宴では片手で持てる小ぶりサイズで、きちんと感のあるパーティーバッグをもつのが基本です。
荷物が多くなるときは、フォーマルなデザインのサブバッグを用意しましょう。
アニマル柄やファー素材など殺生をイメージさせるもの、派手すぎるものは避けて、ドレスとコーディネートしましょう。
【派手・カジュアルなアクセサリーはNG】
ネックレスやピアスなどのアクセサリーでは、派手すぎるもの、綿や毛糸などカジュアルな素材のもの、革・ファー素材など殺生をイメージさせるものはNGです。
白色や花モチーフなど、花嫁をイメージさせるアクセサリーも避けましょう。
OKなアクセサリーは以下の通りです。
・パールのアクセサリー
・シルバーやゴールドなどの上質な素材で華奢なデザインのアクセサリー
・婚約・結婚指輪
ここでは、大人世代におすすめしたい結婚式・披露宴のドレスを3つ紹介します。
troisieme chacoの『別注 OPAL CHIFFON ワンピース』は、適度な華やかさのあるオパール加工を施してあります。
上品なブルーカラーや、ふんわりとしたAラインシルエットが大人世代にぴったりです。
Callarusの『Panel Lace Onepiece Dress』は、2種類のレースや落ち着きのあるグリーンカラーがおしゃれな印象を与えます。
袖あり・ロング丈なので、体型をカバーしたい・露出を控えたいというときにおすすめです。
LEJAの『レース切替スリットAラインロングドレスワンピース』は、刺繡花柄レースや控えめな光沢感が大人の女性らしさを引き立ててくれます。
大人世代には、気品を感じさせるネイビーカラーがよく似合います。
スッキリとしたシルエットなので、スタイルアップしたい人にもおすすめの一着です。
ここでは、クールに着こなしたい人におすすめのドレスを3つ紹介します。
RUIRUE BOUTIQUEの『バックリボンレースコンビパンツ』は、女性らしさとかっこよさを感じさせるパンツドレスです。
リボンやフリル、レース、バルーン袖といった華やかな印象を与えるトップスと、きれいめなワイドパンツの組み合わせになっています。
nianaの『袖オーガンジーフリルブラウスセットアップパンツドレス』は、フリルブラウスとワイドパンツのセットアップドレスです。
甘すぎないピンクベージュは、クールに着こなしたいけど暗すぎるカラーは避けたいというときに向いています。
LAGUNAMOONの『LADYチュールドッキングコンビネゾン』は、華やかなチュールを使っており、洗練されたデザインのパンツドレスです。
クールなムードを演出したいときは、シックなチャコールグレーを選ぶのがおすすめです。
ここでは、結婚式・披露宴にかわいいドレスを着ていきたい人におすすめのドレスを3つ紹介します。
RUIRUE BOUTIQUEの『2WAYチュールボレロ&レースタイトロングワンピース』は、ショートボレロとタイトロングワンピースがセットになっています。
透け感のあるふんわりとしたボリュームスリーブが特徴的で、大人かわいい印象を与えます。
RUIRUE BOUTIQUEの『4wayマルチレースワンピース』は、可愛らしい花柄レース生地のドレスとキャミワンピースがセットになっています。
レースドレスは袖があるため、羽織ものはなくてもOKです。
kanaの『フラワー刺繍レース 切り替えプリーツロング』は、刺繍レース・シアー素材のトップスとロング丈プリーツスカートのドレスです。
かわいい印象を与えたいときは、女性らしく柔らかなピンクカラーを選ぶのがおすすめです。
結婚式・披露宴では、マナーを守り、華やかな装いでお祝いの気持ちを表現することが大切です。
マナー違反をすると、結婚式の雰囲気を壊してしまったり、新郎新婦に不快な思いをさせてしまったりする可能性があるので注意しましょう。
ただし、結婚式・披露宴によってドレスコードが異なる場合もあるので、事前に新郎新婦に確認しておくことをお勧めします。
マナーに合ったお気に入りのドレスで、新郎新婦の新たな門出を祝福しましょう!
・結婚式・披露宴の服装は、色味や柄、素材、露出度に注意が必要
・派手すぎるヘアメイクは避けて、ロングヘアの人はアップスタイルがおすすめ
・アクセサリー、靴やバッグなどの小物は、悪目立ちしないもの、フォーマルな場にふさわしいものを選ぶことが大事
・ドレス選びに迷ったら大人世代・クール派・かわいい派におすすめのドレスを参考にしよう
この記事のライター
michill トレンド
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ファッション、ビューティー、ネイル、ヘアスタイルなど、幅広いカテゴリのトレンドに敏感なアラサー女子です。話題のアイテムの情報や気になる商品のレビューを紹介します。
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