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5月、6月は衣替えの時期。春服から夏服に切り替えるタイミングで今、見直しをかけると良いのが、春アウター。春アウターは冬アウターに比べると活躍頻度も少ないため、頻繁に買い換えることが少ないアイテムでもあります。そのため、3〜5年ほど使い続ける方が多く、気がつけば着ている春アウターが流行遅れになっていることも……。そこで今回は、そんな春アウターの中でも今季捨ててOKなアイテムの特徴をご紹介します。

トレンチコートは、シルエットやデザインに流行はあれど基本的に廃れることはありません。しかし、流行によって登場した定番トレンチの派生アイテム、テロンチコートはそろそろ廃れムードかも。テロンチは今から6年ほど前の2016年前後に登場したアイテム。かっちりした印象のある定番トレンチと違って柔らかい素材で作られているため、スカートやワンピースなど甘めのコーデと相性がよく人気が高まりました。
しかし、現在はハリと立体感のある素材のトレンチコートへの支持が高まっています。加えて、2016年前後では主流だったミモレ丈も今ではロング丈がメインに。丈と素材がトレンドブームから離れつつあるため、手持ち服にあるテロンチコートは卒業しても良さそうです。

2014〜2015年ほどに女性の間でも人気に火がついたMA-1。その流れから、MA-1風のミリタリージャケットや、ショート丈のブルゾンアイテムも店舗に多く登場するようになりました。実は今季、短め丈のアウターが流行しているので、ブルゾンもおすすめアウターの一つではありますが、そのいっぽうで捨ててOKなデザインもあります。それが、ギャザーブルゾン。
襟や裾、袖口に絞りのついたギャザーブルゾンは、メンズライクな印象の強いブルゾンをよりフェミニンに着こなせるので大人の女性やママさんにも人気の春アウター。現在でもギャザーブルゾンはありますが、2015年当時の流行よりもシルエットが少し変形しており「ドロップショルダーデザイン」「ボリュームスリーブ」といった特徴が加わって今っぽいシルエットになっています。新たに今年新調するのは問題ありませんが、2015年当時のギャザーブルゾンはそろそろ手放しても良さそうな時期かもしれません。
テロンチコートもギャザーブルゾンも、健在中の春アウター。それだけでに「まだ着られる!」「まだ使える」ととっておいてしまいがちですが、その安堵こそが要注意。年々知らず知らずにデザインがマイナーチェンジしているので注意深くトレンドの変化を把握しておかないと、ある日急に着こなしが古臭くなってしまうことがあります。手持ち服を整理するタイミングで、お洋服のトレンドにもチェックを入れておくと捨てるべき服・残すべきの判断がつきやすくなるのでぜひ、合わせてトレンドもチェックしていきましょう。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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