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【植松晃士】40代、上品見え/下品見えするコーデの分かれ目とは?

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目次

みなさん、こんにちは。植松晃士です。
少し前までぽかぽか陽気だったのが、いきなり寒くなり、何を着たらいいのか迷っている頃じゃないでしょうか。

何を着たらいいのか、という前に、大人の女性にとっての装いの「上品」「下品」についてお話したいと思っております。
何をもって「上品」と「下品」を分けるのか? 品。それは、何かを選ぶ際の基準になっていますよね。

 

洋服の「上品」「下品」とは?

例えば、「上品」というものはどういうものか? 格上の品格の印象を与えるもの。例えば、女性らしく、優しさにあふれていて、おだやかで奥ゆかしい。見た目もそうですが、言葉遣いや所作にもそれは表れます。お洋服の場合、着ているアイテムが前に出るのではなく、あくまでその人の人柄が漂うような着こなし方ができているのが、品がいいということだと思うんです。

一方で「下品」とはどういうものか。「上品」の逆バージョンなんですが、品格を疑われるようなこと。乱暴で雑。ある意味で攻撃的。ずうずうしい。関西では、あつかましい。自分優先というのがあからさまに見えるような見た目、行い。おもしろいもので、「上品」「下品」を誰もが簡単に見分けられるんですよね。

 

上品見えする3つのポイント

それを具体的なファッションに落とし込んでいくと、「上品」な装いというものは、優雅に見えるもの。昭和でいうところの「よそゆき服」をイメージして。シンプルでいながらも華やか。エレガントで、きちんとして見えると「上品な女性」として見られます。

何も高価なものじゃなくてもいいんです。具体的には、全体の色のトーンをまとめる。あるいは、ワントーンの中に差し色を加える。女性らしさが見えるディテールのあるアイテムを選ぶ。質のいい素材感のあるものを身に着ける。コーディネートがシャープな仕上がりになったとしても、アクセサリーやバッグといった小物で女性らしさをプラスする。

 

下品に見えてしまう4つのポイント

大人にとっての「下品」な装いは、いわゆるカジュアルすぎでだらしなく見えるもの。洗濯機でざぶざぶ洗える素材のお洋服は、10~20代の子どもたちに任せておいて。流行アイテムといえども、スニーカーやゴツめのブーツなどはいつでもダッシュできるから、たおやかな女性には見られません。また、2サイズもオーバーなお洋服も、大人が着ると不自然。かわいらしくなんか見えませんから!

 

それから、毛玉ができているとか、ケバだっているとか、不潔な感じはやはり「下品」に見えると思います。また、10年前のアイテムを出してこない。いつも申し上げているように、「新鮮さ」、「旬」はファッションにおいてキーとなります。

つまり、ざっくり言えば、ゴミ出しの恰好はしちゃダメってこと。コロナ禍で家にいることが多くて、カジュアルなファッションにしか手を出していなかったかと思いますが、女性らしさのカケラもないのでご注意を。年末年始のセールに行って、枯渇しつつある「女性らしさ」を補給できるファッションアイテムをゲットしてほしいと思います。

 

セールで何かひとつ買うなら、おすすめは「白いコート」。小ぶりなチェーンバッグを合わせて、プリンセス気分で着こなして~。けっこう目立つから、自分磨きもしなきゃいけないよね。白いコートで初詣にでも行こうものなら、注目を浴びて気分は最高よ、きっと。寒すぎてダウン着たいところだろうけど(苦笑)、ババシャツ仕込んでがんばって!!

では、次回またお会いしましょ♪


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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