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「誰かを愛し、その相手からも愛される…」意中の相手と心が通うことほど、美しく素敵なことはありません。しかし愛情は、一歩間違えれば「独占欲」になってしまうこともあるので注意が必要です。この記事では独占欲が強い人の特徴や対処法、上手な別れ方などを詳しく解説します。
独占欲とは、「独り占めしたい」という欲求です。
モノに対する独占欲もあれば、人に対する独占欲もあります。
これは人間であれば誰でも持っている感情ですが、この欲求が過剰だとトラブルを招くことも!
特に恋愛関係においては厄介です。
彼氏彼女、または結婚している夫婦間でも、独占欲が強いと相手は窮屈に感じてしまい、しまいには別れに繋がることもあります。
独占欲自体は自然な感情ですが、“過度”にならないよう上手にコントロールする必要があります。
独占欲が強い人には、いくつかの特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
自分に自信がないと、独占欲が強くなる傾向があります。
「相手が去っていくのでは」といつも不安を抱えているので、過度に束縛してしまうのです。このタイプの男性は、高圧的な態度を取ることが多いので、付き合うなら注意が必要です。
自分に自信がないと独占欲が強くなりますが、反対に自分に自信がありすぎても独占欲として現れることがあります。
「自分の言うことは絶対!すべて正しい!」と盲目的になると、「だから俺に従って当然だ」と彼女を押さえつけてしまうのです。
このような場合、反発するとますますエスカレートすることもあるのでご注意ください。
完璧主義者は、自分の「理想」がすべて。
なんでも自分の思い通りにならないと気が済まないので、彼女の行動もコントロールしようとするのです。
特に交友関係には常に目を光らせていて、外出の制限や連絡先の消去なども要求することがあります。
彼女が今どこで何をしているか常に状況を把握するため、マメに連絡をする人もいます。
常に彼女を独占していたいので、彼女が自分から離れている間は気が気ではないのです。
メールのレスポンスが遅れると、電話をしてきたり、機嫌が悪くなったりすることもあります。
人間には、誰しも自尊心があります。
それが正常の範囲なら良いのですが、男性によっては過度なプライドを持っていることも。
特に裏切りに関しては敏感で、「ただの男友達だよ」と彼女が言っても許せずに、過度な束縛をしたり暴力をふるったりするケースもあります。
人によっては、「恋人は自分の所有物」と思い込むことがあります。
恋人という存在ができた途端、その相手は自分が独占して当然で、すべて支配する権利があると考えてしまうのです。
また、「あなたがいなければ生きていけない」というような過度な依存にも注意が必要です。
裕福で愛情に満ちた家庭で育つと、稀にゆがんだ自信を持ってしまう人がいます。
わがままを言っても通用するような環境で育つと、自分が世界の中心のように錯覚してしまうのです。
恋人にも、「自分だけを大切するのが当然」など、自分の価値観を押し付けてくる人もいるので注意が必要です。
恋愛経験が少ないと、「今この恋人と別れてしまったら二度と恋愛できないのではないか」と思いがちです。
ある程度恋愛経験を積めば、「別れはつらいけれどそのうち新しい恋ができるはず」と悟れるのですが、恋愛経験が少ないと「この人が運命の人」とばかりに相手に執着してしまうこともあります。
一人っ子や末っ子は、親からの愛情を一身に注がれて育ちます。
愛情もモノも独占することに慣れているため、兄弟姉妹がいる人よりも独占欲が強くなる傾向があります。
過去の恋愛で、相手に浮気をされたり傷つけられた経験があったりすると、それが今の恋愛で独占欲として現れることがあります。
恋愛不信気味になっているので、相手を信じきれず、過度な独占や束縛で自分の元に縛っておこうとするのです。
独占欲が強い人は、自分の好みを相手にも強要することがあります。
相手が嫌がっても無理やり押し付けるので、それが原因で揉め事に発展するケースも少なくありません。
相手の立場に立って考えられないのは、独占欲が強い人の大きな特徴といえるでしょう。
「独占欲の強い人」と「普通の感覚の人」が付き合うのは、なかなか難しいこと。
しかし、せっかく恋愛関係になったのだから、コツを押さえて上手に付き合っていきたいですよね。
ここでは独占欲が強い人と上手く付き合う方法をひとつずつ解説していきます。
独占欲が強い人は、自分が「独占欲が強い」ということを自覚していないことがほとんどです。指摘しても、「別に普通のことだけど?」と一蹴されて終わりでしょう。
そんな恋人と上手に付き合っていくなら、嫌なことは嫌とはっきり伝えてください。
「私はそういうことをされると辛い」というように、“自分自身”を主語すると、気持ちが伝わりやすいですよ。
なにも趣味がない人は、自分の世界がないので「恋人と過ごすこと」に重きをおきがちです。
それが結果的に独占欲に繋がるケースもあるのでご注意ください。
あなたがいなくても、相手が趣味にひとりで没頭しているなら、独占欲も束縛もグンと緩和されるはず。彼の好きなことや得意なことを褒めてあげると、それが習い事や趣味に繋がるかもしれません。
独占欲の強い人は、「自分の知らないところで自分の知らない人と会うこと」を嫌がります。
「どこに行くんだ」「誰と会うんだ」など過度な束縛から逃れるためには、共通の友人をつくることをおすすめします。
まずは彼氏も同行させて、3人で楽しい時間を過ごしてください。
次回から「〇〇さんに会いに行く」と伝えれば、彼氏も「ああ、よろしく言っておいて」なんて快く送り出してくれるでしょう。
独占欲が強い人は、「相手の気持ちが自分から離れていかないか」を常に気にしています。
そのため、独占欲が強い人と付き合うなら愛情表現は忘れずにおこないましょう。
たとえば「好きだよ」などの言葉でも良いですし、手をつなぐなどのスキンシップでも構いません。「きちんと好きでいてもらえている」と相手に安心してもらえれば、あなたへの依存心もグッと減るはずです。
独占欲が強い人は、心理状態として嫉妬心が非常に強いので、異性の話を極端に嫌がります。
たとえ「ただの男友達」だとしても、恋人の前で異性の話をするのは避けましょう。異性の話が原因でトラブルに発展したり、別れたり…というケースは少なくありません。
「触らぬ神に祟りなし」。
独占欲が強い相手なら、男友達の名前を出すことも、アイドルの〇〇がかっこいいなど男性芸能人の話をすることも避けたほうが無難です。
どれほど気を付けていても、些細なことが原因で相手の独占欲が強くなる可能性は否定できません。
「もう耐えられない」と限界に思うのなら、別れも選択肢のひとつです。
ただ、相手は独占欲の塊。別れのセリフも上手に伝えないと、思わぬトラブルに発展しかねません。
次項から、独占欲が強すぎる人とうまく別れる方法を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
独占欲が強すぎる人と別れるには、コツがあります。
相手の心理を知り、うまく距離を取っていきましょう。
恋愛において、「自然消滅」というケースは少なくありません。
独占欲が強い男性との別れも、自然消滅のように装うのもひとつの方法です。
突然に別れを切り出すと、相手はパニックになるかもしれません。そこで女性から徐々に距離を置き、「なにかあったのかな」と相手に察してもらいましょう。
今まで「あなたがいなければ生きていけない」と思っていた相手も、距離を置くと「意外に一人でも大丈夫だった」と思わぬ発見をすることがあります。
すぐには別れられませんが、時間をかけてゆっくり別れへと準備していきましょう。
独占欲が強い人はプライドが高いので、「あなたの束縛が嫌だから別れたい!」などと切り出すと逆上しかねません。
理解してもらえれば良いのですが、人によっては「悪いところは直すから!見捨てないで!」と余計に面倒臭くなるケースも…。
自分が悪いことを前提に話せば、相手がごねるリスクは少なくなります。
「君はそのままでいいんだよ」と引き留められるかもしれませんが、「私自身がこのままじゃ納得できないの」と押し切りましょう。
もし相手に対して愛情がなくなっているのなら、別れたい意志をハッキリ伝えても構いません。
「あなたの独占欲に迷惑している」という旨を正直に伝えたほうが、相手のためにもなるでしょう。
思わせぶりな態度は取らず、「もう無理です」と断固たる態度でいるのがポイントです。
別れ話を切り出すタイミングって、迷いますよね。できれば、喧嘩の最中ではなく、相手の機嫌が良い時を狙いましょう。
喧嘩中に別れ話をしてそのまま別れてしまうと、相手は「きっと勢いで言っただけだろう。今は後悔しているはず」とすぐにヨリを戻そうとするかもしれません。
機嫌が良く、落ち着いて話ができる状態のときに、勇気を持って切り出してください。
独占欲が強い人との付き合いは、なかなか厄介なものです。
しかし特徴を知り、うまく対策をしていけば、長く幸せな付き合いも夢ではないでしょう。それでも「もう無理」と思ったら、思いきって別れを決断するのもひとつの方法です。
あなたに愛情を注ぎ続けている分、多少はパニックになるかもしれませんが、それでも毅然とした態度を取れば時間と共に諦めがつくでしょう。
独占欲とは、つまり相手への愛情の証です。
しかしあまりに過度なものだと、相手の天秤とのバランスが崩れ、余計なトラブルに発展しかねません。独占欲の強い人とうまく付き合っていくために、ぜひこの記事を参考にしてください。
交際継続でも、別れでも、2人にとって良い明日が迎えられるよう願っています。
この記事のライター
michill トレンド
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ファッション、ビューティー、ネイル、ヘアスタイルなど、幅広いカテゴリのトレンドに敏感なアラサー女子です。話題のアイテムの情報や気になる商品のレビューを紹介します。
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