更新日:2024年1月17日 / 公開日:2024年1月17日
寒い冬に、仲間とお酒を囲んで暖をとる。そんな体験ができるのが、「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」に、期間限定で登場する「雪ん中(ゆきんなか)酒場」です。雪景色を見ながら、会津の地酒とおつまみを堪能。きっと一生忘れられない一夜になるでしょう!
磐梯山(ばんだいさん)の麓に位置するリゾートホテル「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」に、2024年1月27日〜2月25日の間、雪原にたたずむ酒場「雪ん中(ゆきんなか)酒場」がオープンします。
雪ん中酒場は、雪を使って作られた酒場です。雪で作られた灯籠やライトアップされた酒瓶の明かりを眺めながら、酒処会津のお酒やおつまみを堪能できます。
中でもおすすめなのが、七輪で炙るみそ田楽。発酵文化がさかんな会津の味噌で味をつけた甘辛い田楽は、日本酒との相性抜群です◎
雪ん中酒場の魅力は、酒どころ会津で雪見酒と食文化を楽しめること。福島県は、その年の新酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」で、都道府県別の金賞受賞蔵数で9回連続日本一を達成した酒処。
特に磐梯山温泉ホテルが位置する会津地域は酒蔵が多く、県内の酒蔵の約半数にあたる31蔵があります。
雪ん中酒場では、室温約2度、湿度約90%に保たれた雪室のなかで熟成された「雪中貯蔵酒」を提供。安定した雪室の中で熟成されたお酒は、程よく角がとれ、まろやかな味わいに。2年ものや3年ものなど長期熟成されたものもあり、熟成期間による味の変化を楽しめます◎
熟成された味わいの「雪中貯蔵酒」は、好みに合わせて熱燗で楽しむのもおすすめ。料金は一合1,000円〜。利き酒師の資格を持ったスタッフが選んだ熱燗に合う日本酒やおすすめの季節酒など、雪景色を見ながら会津の地酒を思う存分楽しめますよ。
日本酒のお供になるのが、焼き立てのみそ田楽です。
会津は、江戸時代以前から5つの街道が通っていた街。多くの旅人が行き交い、街道沿いには、茶屋が立ち並び、様々な料理が提供されていました。中でも、みそ田楽は饅頭のてんぷら、棒たら煮とともに、会津の三大茶屋料理と呼ばれ、旅の途中の小腹を満たすおやつとして親しまれてきました。
雪ん中酒場では、七輪を使って自分で炙るみそ田楽の中でも会津らしい「しんごろう」を楽しめます。半つきのご飯を丸め、じゅうねん味噌を塗った会津の郷土料理「しんごろう」は、香ばしい味噌の香りが特徴的です。
しんごろう3本セットは1,000円。甘じょっぱい味噌の味は、日本酒のあてにもぴったりです◎
雪ん中酒場が位置するのは、ゲレンデの目の前。真っ白な雪原にたたずんでいます。スキーやスノーボードを楽しむ日中の賑やかさとは変わり、夜は静けさを感じる空間に。酒場は、雪で作られた灯篭や日本酒瓶のランタンで優しい明かりに包まれます。
ライトアップされた酒場で、会津の食文化を味わいながら、雪見酒をゆっくりと楽しむことができます。
寒いこの時期だからこそ開催できる雪ん中酒場。思い出に残る一夜になること間違いなしです!
「磐梯山温泉ホテル」の公式サイトをチェック ><住所>〒969-3396 福島県耶麻郡磐梯町大字更科字清水平6838-68
<TEL>050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
<客室数>149室
<アクセス>東北自動車道郡山JCT経由磐越道「磐梯河東IC」より車で20分
※2024年1月時点の情報です。詳細は、星野リゾート 磐梯山温泉ホテルの公式サイトにてご確認ください。
文:岡村幸治
この記事のライター
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