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整理収納アドバイザーのmaikoです。家事はなんだかんだと手間のかかるもの。めんどくさいことも多く、「少しでも家事をラクにしたい」と考える人も多いですよね。そこで今回は「家事をラクにするためのヒント」をご紹介します。
家事をラクにするには、モノを整理するのが一番の近道です。ここでいう整理とは、不要なモノを取り除くこと。片付けをする際にも大切な“モノの整理”ですが、家事をラクにしてくれるのも“モノの整理”です。
例えば、「散らかった部屋を片付ける」「洗濯物を畳む」「食器を洗う」などの家事も、すべてモノを扱います。家事にも種類は色々とありますが、結局はどの家事もモノを扱うことに違いはありません。
この“扱うモノの量”が、家事にかかる手間を左右している、と言っても過言ではありません。扱うモノの量が少なければ、その分家事もラクになるはずです。
もちろん、必要なモノを無理に減らすことはありません。しかし、不要なモノは収納の奥に押し込まれているとは限らず、実は身の回りで、何となく使われていることも少なくありません。
使っているから必要なモノとは限らず、なくても大丈夫なモノも多いのが実際のところです。
モノを整理して不要なモノを取り除くと、その分家事もラクになるはずです。
家事をラクにするためには、家事に関わる道具選びも大切です。新しい家電や便利グッズを購入したことで、「グンと家事の手間が減った!」なんて話を聞くことも多いですよね。
しかし、家事に関わる道具を購入する際には、使う時のことだけでなく、管理やメンテナンスのことも考えなければいけません。
使うときには便利でも、片付けに手間がかかったり、セッティングの手順がめんどくさくて、「結局使いこなせなかった…」なんて失敗も実際少なくありません。
特に安価な便利グッズなどは、ためしに使ってみようと気軽に購入し、そのまま引き出しの中で眠っているなんてことも…。
便利そうだからと、どんどんモノが増えてしまうと、結局は管理の手間を増やして家事がラクにならないため注意しないといけません。
また反対に、高価な家電などはなかなか購入に踏み切れないといったこともありますよね。しかし、いざ購入すると「どうしてもっと早く購入しなかったんだろう」と、価格以上の価値を感じることも多いようです。
家事に関わる道具を購入する際には目先のことだけでなく、トータルで考えて家事がラクになるかどうかを判断し上手に使いこなしたいですね。
家事をラクにするには、工程を手放すことも効果的です。一般的に正しいとされている家事の工程も、全てきちんとこなす必要はありません。
よくよく考えてみると、「こういうものだと思って」と、なんとなくやっていただけで、それほど効果を感じていない工程はありませんか?
例えば、毎日掃除している場所も、2日に1回の掃除で問題なかったり、洗剤類を細かく使い分けているけれどそれほど効果に違いがない、なんてこともありがちです。
洗濯物もすべて丁寧に畳まなくてもよかったり、反対に、洗濯物を干す際に少し手間をかけることで、アイロンがけが必要なくなったり、なんてこともありますね。
また、食器の片付けが大変だったら紙皿を使うのもひとつの方法。
使い捨てはエコではないかもしれませんが、疲れた時はラクをするのが賢い選択です。食器の片付けには、それなりの時間と労力がかかりますよね。週に1度でもその工程を省ければ、ラクできてその分の時間を手に入れられるはずです。
もちろん人によって必要な家事の工程は違うので、自分らしく家事をカスタマイズして、ラクできるように見直してみましょう。
めんどうな家事ですが、サボってしまうと暮らしが上手く回らなくなってしまったり余計なストレスがかかってしまうこともしばしば。
ご紹介したヒントを元に、家事をラクにする工夫をしてみてくださいね。
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この記事のライター
maiko
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整理収納アドバイザー。「自分らしく、ラクに、ほどよい暮らしを。そう、シンプルに。」“暮らすこと”を楽しむための、ラクに整う暮らしのススメを発信します。自宅レッスン、出張片付けサービス、リノベーション収納プランサポート、コラム執筆など、札幌を拠点に活動中。
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