更新日:2022年5月31日 / 公開日:2022年5月31日
整理収納コンサルタントの須藤昌子です。急なお客様の訪問。おうちの中へ入っていただかなければならない時に、「部屋が汚いから出来たら、玄関で食い止めたい…」なんて思ったことはありませんか?そんなドキドキを感じることなく、いつでも「どうぞ」と心置きなく、お客様を部屋へ通せる環境を作るためのおうちのルーティンをご紹介します。
玄関は、人が訪れた時の印象が決まる場所ですから、きれいに保っておきたいですよね。
ですが、家族が1日のうちに何度も、出入りする場所でもありますから、三和土に砂がたまっていたり、靴が沢山置いてあったりすることも多いので、なかなかきれいを維持するのが難しい場所かもしれません。
そんな玄関を、きれいに保つために我が家では、朝のゴミ出しのタイミングで、ササっと掃き掃除をする、お部屋を掃除するタイミングで一緒に掃除機をかけるなど、やりやすいタイミングを決めて、無理なく、きれいを保つようにしています。
また、出しっぱなしの靴も気になりますから、一日の終わりや朝、靴箱にしまうといったルーティンを決めています。靴箱が小さくて、しまいきれない!なんて場合には、三和土の端にきれいに靴を並べておくだけでも、玄関の印象は変わってきます。タイミングを決めて、整えることをルーティン化しましょう。
お客様がいらした際にはトイレや洗面所を使う機会もありますから、こちらもきれいにしておきたいですよね。
簡単にきれいな状態を保つには、自分が手を洗う際やトイレを使う際に、「ついで掃除」をルーティン化することをお勧めします。そうすると、汚れが定着しないので、お掃除も憂鬱にならずに出来ます。
わざわざ「掃除する!」となると、どうしても面倒になってしまいがち。その場所を使うタイミングで、掃除をする習慣をつけておくと、苦にならずにきれいな状態を維持していくことが出来ます。
家族みんながリラックスする場所であるリビング。個人のいろいろな物が持ち込まれます。そして、持ち込まれるけれど、元に戻らないので、リビングが散らかってしまうというおうちも多いのです。そのままにしておくと、散らかった状態が定着してしまいますので、片付くタイミングを決める事をお勧めします。
一日の終わりに、テレビのリモコンを置き場所に戻しながら、出しっぱなしのモノを元あった場所へ戻す。朝、家族が出かけた後の掃除をするタイミングで元へ戻す、というように「何かをしながら」片付けることをルーティン化しておくときれいな状態に戻る機会を作ることが出来ます。
朝食後は、出来るだけ早く、使った食器は食洗機に入れるか、洗った後、元あった棚へ戻すといった一連の作業をしてしまうと、すっきり整えることが出来ます。
出しっぱなしの状態にならないように、朝の段階で、使ったモノを戻すタイミングを決めることで、「わざわざ片付ている」という意識なく、自然に片付いた状態にすることが出来るので、苦痛に感じずに、キッチンを整った状態にしておくことが出来ます。
無意識にできる習慣を作ってしまうと、「面倒くさい」「やりたくない」と感じることなく、体が勝手に動いてくれるルーティンになっていきます。
そうすれば、無理せず、いつでもドキドキせず、慌てず、お客様をさっとおうちへお迎えできるような整ったお部屋を作ることが出来ますよ。
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