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コサージュのようにお洒落で、存在感のある『ダリア』。華やかな見た目から、フラワーギフトにも人気の花です。しかし「見頃の季節やどんな花言葉があるのか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。この記事では、ダリアの見頃の季節と色別の花言葉を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
まずは、ダリアの基本的な情報を見ていきましょう。
ダリアは開花時期が長く、色も豊富です。メキシコでは国花として愛され、日本へはインドを経由して江戸時代に持ち込まれました。美しい花姿から、多くの人を魅了しています。
ダリア全般の花言葉は『華麗』『優美』です。堂々と天に向かって咲く花姿からこの花言葉がつきました。一方で、『裏切り』『気まぐれ』『威厳』『不安定』といった、聞く人によっては「怖い」と感じるネガティブな意味もあります。これらの花言葉は、フランス革命後の社会の様子とナポレオン妃『ジョセフィーヌ』からきているようです。
ジョセフィーヌは、庭で美しいダリアを育てていました。それを見た貴人たちは球根を分けてほしいと頼みますが、譲りません。そこで庭を管理していた人に球根を盗ませ、自分たちの庭でダリアを咲かせてしまったのです。こうして裏切られたジョセフィーヌは、ダリアへの愛情も一気に冷めてしまったとか。
この時のジョセフィーヌの気持ちが花言葉につながったようです。「相手を喜ばせるはずが、悲しい気持ちにさせてしまった...」とならないためにも覚えておくと良いでしょう。
ダリアは、6月中旬〜11月が開花の時期です。開花期間は長いですが、涼しさが出てくる秋(9月下旬〜10月)に綺麗な見頃を迎えます。また、11月〜12月にかけて開花する『皇帝ダリア』という品種も人気です。
種類や時期によって、ダリアの変化を感じられ長く鑑賞を楽しめますね。
『ダリア』は、スウェーデンの植物学者であったアンデシュ・ダール(Dahl)の名を元につけられています。英語表記は『Dahlia』で、読み方はダリア。英語が公用語の国でも「ダリア」と伝えれば通じるでしょう。
ここからは、ダリアの花言葉7選を紹介します。色ごとの花言葉を知ることで、ダリアへの理解がより深まるでしょう。色選びに悩んでいる方は、参考にしてみてください。
赤いダリアの花言葉は『華麗』『栄華』です。思わず見惚れてしまう、華やかな花姿からこの花言葉がつきました。赤は、エネルギッシュで生命力があふれる色です。大輪の赤いダリアは、きっとパワーをもたらしてくれます。大事な試合や受験前、出世祝いなどの贈り物にも喜ばれるでしょう。
ピンクのダリアには、花言葉がついていません。ふんわりと優しい花姿から、花言葉全般の『優雅』や『可憐』という意味合いが合うでしょう。淡い色からショッキングピンクのようにはっきりとした色まであるので、好みの色を選んでも楽しいですね。また、さまざまなピンクを組みあわせてアレンジメントフラワーにするのもおすすめです。
黄色のダリアの花言葉は『優美』です。すっきりとした明るさが目を惹き、格式の高い人々から好まれたことから、この花言葉がつきました。『優美』は所作が上品で美しいさまを表すので、目上の方や落ち着いた女性によく似合うでしょう。また、黄色は『幸運をもたらす色』といわれています。ベランダや窓辺に飾ることで、幸せを運んできてくれそうですね。
白いダリアの花言葉は『感謝』『豊かな愛情』です。花言葉がついたはっきりとした由来はありませんが、純真無垢な花姿からついたとされています。『感謝』はどんな人にも伝えることができるので、白いダリアを贈ると喜ばれるでしょう。また『豊かな愛情』という花言葉もあるので、結婚式やプロポーズで想いを伝えるのにもぴったりですね。
紫色のダリアには、花言葉がついていません。クールで大人っぽい花姿から『気品』がよく合います。紫は古くから『高貴な色』とされていました。上司や両親など、目上の方へのプレゼントにも喜ばれるでしょう。また、薄い色から深い色まであるので贈る相手のイメージにあわせて色を選ぶのもおすすめです。
青いダリアの花言葉は『不可能』です。青は元々存在しない色で、遺伝子の組み換えによって作られたことからこの花言葉がつきました。驚きなのは、この『青いダリア』を日本人が世界で初めて作ったということです。『不可能を可能にする』といった情熱を感じられますね。
オレンジ色のダリアには、花言葉がついていません。太陽のような明るい花姿から赤同様に『華麗』『栄華』がよくあいます。『栄華』には、力を持って栄えるという意味があるので、事業の成功を祝ったり、コンサートやパーティなどの催し物に贈ったりしても喜ばれるでしょう。
ここからは「ダリアはどんなシーンに贈ると良いんだろう?」とお悩みの人に向けて、プレゼントにおすすめのシーン3選を紹介します。あなたが贈りたい『大切な人』を思いながら、ぜひ参考にしてみてください。
プロポーズには、『赤のダリア』が最適です。赤色は、プロポーズや告白シーンにあう人気の色で、情熱を感じられます。特に12は『幸せになれる数字』といわれているので、大輪の赤いダリアを12本の花束にすると喜ばれるでしょう。また『レストランプロポーズ』にも最適です。テーブルに赤いダリアが飾られていると、ロマンティックな雰囲気がいっそう高まります。花姿が綺麗にまとまっている『デコラティブ咲き』がおすすめです。
誕生日プレゼントには、相手の好きな色やイメージにあわせてダリアを選ぶと良いでしょう。花言葉がついていない色もあるので、自分の思いをメッセージカードに書いてプレゼントするのも素敵ですね。花束だけでなく、プリザーブドフラワーやリースにアレンジメントしても長く楽しむことができます。また、もっと気軽に渡したい時は一輪でも存在感のある『ボール咲き』や花びらに動きのある『カクタス咲き』もおすすめです。
ゴージャスな雰囲気のダリアは、お祝いの席にもぴったり!ダリアは色、大きさともに種類が豊富で咲き方もたくさんあります。大きさに関しては、3cm以下から30cmを超えるものもあるのです。ビジネスシーンでは開業祝いや周年祝いなどに、スタンド花を使って贈っても良いでしょう。結婚や出産などのお祝いには、幸せや喜びを感じられるような明るい組みあわせにすると良いですね。
最後にダリアを贈る時のポイントを紹介します。おすすめの渡し方や特徴を知ることで、よりダリアを選びやすくなるでしょう。ぜひ参考にしてください。
ダリアは華やかで存在感があるので、花束にするのがおすすめです。少ない本数でもボリュームが出て豪華にまとまります。また、ブーケのように丸みを持たせてもダリアが溢れるように並んで美しいですね。
ひとつ気をつけたいのが、ダリアを選ぶ時です。ダリアは裏側から枯れやすいので、表面は綺麗に咲いていても裏はしおれているなんてことも。プレゼントする際は、全体をよく見るようにしましょう。
ダリアには、高温多湿に弱いという特徴があります。ダリアの原産国といわれているメキシコにも暑さはありますが、多湿な環境ではありません。そのため、日本のじめっとした暑さではダリアの花びらが傷んでしまいます。相手をガッカリさせないように、真夏の湿度が高い期間はプレゼントを控えましょう。
花束には向かない本数があることを知っていますか?
特に気をつけたいのは、以下の本数です。
・4本
・9本
・13本
4は『死』、9は『苦』、13は諸説ありますが『不吉な数』とされているからです。また、偶数は『割り切れる数字』のため、花束には奇数の方が適しています。
細かいところにも配慮ができると、一層素敵なプレゼントになりますね。
ダリアは、華やかで存在感があるプレゼントに最適な花です。
特に花束は、ボリュームが出て見る人の気持ちをぐっと引き込んでくれます。もちろん、フラワーアレンジメントにも向いているので、豪華なデザインの贈り物にできます。
また、色や咲き方、種類も多様なので贈りたい相手にあわせてダリアを選ぶ楽しさも感じられるでしょう。
プライベートにも、ビジネスシーンで贈るのにも最適なダリアを、ぜひプレゼントしてみましょう!
・ダリアの花言葉全般は『華麗』『優美』。中にはネガティブな意味もあるのでプレゼントの時は気をつけよう
・高温多湿に弱いので、時期にあわせた花選びが必要
・色、咲き方、大きさが豊富なので、好みのアレンジメントができる
・豪華で存在感のある花なので、お祝い事にも最適
・品種によって花びらの形が変わるので、違いを楽しめる
この記事のライター
michill トレンド
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ファッション、ビューティー、ネイル、ヘアスタイルなど、幅広いカテゴリのトレンドに敏感なアラサー女子です。話題のアイテムの情報や気になる商品のレビューを紹介します。
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