更新日:2022年7月30日 / 公開日:2022年7月30日
マーガレットは、ガーデニングや切り花はもちろん、ブーケやフラワーアレンジメントなど、幅広いシーンで目にする花です。花言葉を知っておけば、プレゼントや贈り物をする際に、より適したメッセージを込めることができるでしょう。本記事ではマーガレットの花言葉や由来について紹介するのでぜひ参考にしてください。
では早速、マーガレットの花言葉はどんなものなのか、基本情報とともにチェックしていきましょう。
マーガレットの花言葉は、『恋占い』『心に秘めた恋』の2つ。
恋占いとは「好き、嫌い」を交互に言いながら花びらを取り、最後の一枚が想い人の気持ちを表す占いです。
女性であれば、多くの人が一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
マーガレットの花言葉は、恋愛に関係するので、恋人や夫婦間のプレゼントにぴったりです。
ちなみに英語の花言葉は、『secret love(秘密の恋)』『faith(信頼)』が付けられています。
マーガレットの花言葉の由来は2つあります。
【恋占い】
ひとつは、マーガレットの花びらを用いた恋占いが由来になったケース。
発祥はフランスと言われており、相手の気持ちを知りたい一心でマーガレットを用いて占いを始めたのがきっかけとされています。
しかし、マーガレットの花びらは奇数が多いので、「好き」で始まれば「好き」で終わることが大半です。
【心に秘めた恋】
マーガレットの花言葉である『心に秘めた恋』は、ギリシア神話が由来。
夫を持たず処女神を誓う女神アルテミスは、ある日オリオンに恋をします。
しかし、一連の出来事を快く思わないアルテミスの兄アポロンに騙され、アルテミスはオリオンを弓で射って殺してしまいます。
オリオンの死を嘆き悲しむアルテミスを見かねた父ゼウスは、オリオンを星座に変えて娘の心を慰めるのでした。
お話自体は悲しいものですが、貞節を誓う女神アルテミスがオリオンに純潔の想いを捧げる部分が、『心に秘めた恋』の由来とされています。
マーガレットは恋愛に関する花言葉が多く、怖い意味はありません。
しかし、恋愛は良いことばかりではなく悲しいことも沢山あるので、人によっては辛い別れを連想させる花言葉もあるかもしれません。
たとえば、マーガレットには『私を忘れないで』といったやや悲しげな意味合いの花言葉もあります。
しかし、これは引っ越しや卒業の場で感謝を伝える意味合いが強く、ネガティブなメッセージはありません。
人によって感じ方が異なる花言葉もありますが、マーガレットの花言葉自体に怖い意味はないので安心してくださいね。
マーガレット(Marguerite)は、ギリシャ語の『Margarites(マルガリテス)』が、名前の由来です。
日本語で『真珠』の意味があり、真珠のように純白で美しい様子からマーガレットと名付けられたとされています。
マーガレットの誕生花は9月3日、11月22日の2日で、季節的にも秋に集中しています。
その他、マーガレットの基本情報は以下の通りです。
マーガレットは白以外にもたくさんの色があり、色によって花言葉も異なります。
ここからは、そんなマーガレットの色別の花言葉に触れていきます。
白いマーガレットの花言葉は『心に秘めた愛』で、上記でも解説したギリシア神話が由来です。
白はピュアを連想させる色合いなので、結婚式のブーケや恋人へのプレゼント、お祝いの贈り物に適しています。
白のマーガレットには、一重咲きの『チェルシーガール』や八重咲きの『ドリームテトラ』といった品種があります。
ピンクのマーガレットは、『真実の愛』が花言葉です。
女性らしく愛らしいピンクの色味からも連想しやすく、恋人はもちろんのこと母の日のプレゼントにも人気が高いです。
ピンク色のマーガレットは、『サマーメロディー』や、日本で品種改良された『ぽぽたん』などの種類があります。
『イエローサブマリン』や『ぽぽたん』などで多く見かける、オレンジや黄色のマーガレット。
花言葉は『美しい容姿』で、マーガレットの可憐な美しさに由来しています。
太陽のような明るい色味が、周りを華やかにしてくれるのも特徴ですね。
恋人や友人など、女性に贈ると喜ばれる色ではないでしょうか。
マーガレットは花言葉から分かるように、恋愛や祝いの場、感謝を伝える手段として適切です。
しかし、場合によっては送る相手に失礼になることもあるので、マーガレットを贈る際の注意点もしっかり覚えておきましょう。
実はマーガレットは、贈る本数でメッセージの変化がある花。
本数によって良いものもあればネガティブな意味もあるので、特にマーガレットのみを花束で贈る際は注意しましょう。
片思いの相手に贈る
・1本『あなたが運命の人』
・3本『愛しています』
・5本『あなたに出会えたことが心からの喜び』
・6本『あなたに夢中』
・10本『あなたは完璧』
・12本『恋人(妻)になってください』
プロポーズ、パートナーにプレゼント
・4本『一生愛し続けます』
・8本『思いやりに感謝』
・11本『最愛』
・12本『恋人(妻)になってください』
ネガティブな意味
・15本『ごめんなさい』
・16本『不安な愛』
・17本『絶望の愛』
誤解されないように、伝えたい想いに合った本数のマーガレットを贈るようにしましょう。
マーガレットをプレゼントとして贈る際は、シーンに合わせたサイズ選びも重要。
気持ちがこもったボリュームのある花束をもらうのは嬉しいですが、持ち歩きに困る時があります。
特に食事やデートの際は、置き場や長時間歩くことを考えて、花束のサイズをセレクトしましょう。
マーガレットは、ポジティブな花言葉が多いので、プレゼントとしても選びやすいです。
しかし、誰しもがマーガレットの花言葉を知っているわけではありません。
贈る相手に的確に気持ちを伝えたいのであれば、メッセージカードを添えるのもひとつの方法です。
マーガレットをプレゼントする場合は、花束やフラワーアレンジメントを選ぶケースがほとんどです。
しかし、贈る相手によっては「生花が苦手…」という人もいるでしょう。
そんな人には、アートフラワー(造花)を用いたアレンジメントのマーガレットがおすすめです。
素敵なハンドメイド作品が揃う『minne』で販売されているこの作品は、シリコン素材の人工水を使用し、まるで生花のような造花を楽しむことができます。
お手入れ不要で半永久的に飾れるうえ、デザイン性も高いのでどのようなインテリアにもぴったりでしょう。
出典:minne
https://minne.com/items/31109569
可憐で美しいマーガレットは、その見た目にふさわしい恋愛事やお祝いの花言葉が込められています。
マーガレットをプレゼントとして贈る際は、カラーや本数に気をつけて、適切なメッセージを添えて贈るようにしましょう。
ぜひ本記事を参考に、友人や恋人にマーガレットを贈ってみてくださいね。
・マーガレットの花言葉は恋愛を意識したものが多い
・由来は悲恋な話だが怖い意味はない
・マーガレットは色ごとに花言葉がある
・贈る本数によって意味が異なる
・花を贈る際はメッセージを添えて相手にわかりやすく伝えると良い
この記事のライター
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