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桔梗 花言葉

桔梗の花言葉は怖い?色別(紫・白・ピンク)の花言葉の意味や由来を解説!

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星のような見た目の花びらに、色鮮やかな花を咲かせる桔梗。最盛期は、葉っぱの深緑とのコントラストを楽しめる植物です。万葉集に登場するほど古来から日本人に親しみ深く、歴史のある花としても知られています。今回はそんな桔梗の花言葉や由来を解説し、怖い意味があるのかや色別の花言葉も紹介します。

目次

1.桔梗の花言葉の意味・由来

ここでは、桔梗の花言葉や由来を解説していきます。

1-1.桔梗全般の花言葉

桔梗全般の花言葉には、以下のものがあります。
・『誠実』
・『気品』
・『永遠の愛』
・『変わらぬ愛』
桔梗の華やかな美しさや上品なたたずまいから連想しやすい花言葉や、不変的な愛を表現する花言葉があるのがポイントです。
ちなみに、桔梗の英語の花言葉は以下の4つ。
・『endless love(永遠の愛)』
・『obedience(従順)』
・『honesty(正直な人、誠実な人)』
・『the return of a friend is desired(友人の帰りを願う)』
日本の花言葉に共通するものもありますね。

1-2.桔梗の花言葉の由来

桔梗の花言葉にはそれぞれ由来があります。
・『気品』
桔梗は白やピンクなどの花を咲かせますが、中でも紫は代表格の花色。
上品で気高い色合いにちなんで、『気品』の花言葉が託されたといわれています。
・『永遠の愛』
・『変わらぬ愛』
・『誠実』
ひとりの人間を変わらず愛し続けることを表した花言葉の、『永遠の愛』『変わらぬ愛』『誠実』。
これらの花言葉は、戦争に行ったまま10年間戻らない夫を待ち続けた妻の物語にちなんでいます。
戦場から帰還する夫のために、妻はお祝いの準備をしていました。
しかし、その様子を見た夫は、妻が自分のことを待ちきれずに別の男性と結婚したと思い込みます。
それを知った妻は身の潔白をしようと自身の命を絶ち、自分の勘違いに気づいた夫も後を追いました。
その結果、ふたりは永遠の愛を手に入れたのです。
この物語の妻の名前が『桔梗』だったことや、妻の家紋に桔梗が用いられた説など、花言葉の由来には諸説あります。

1-3.桔梗の花言葉には怖い意味がある?

桔梗の花言葉には怖い意味はありません。
しかし花言葉の由来である物語には、死を匂わせる戦争が背景になっていることや、最終的にふたりが亡くなってしまうことから、怖いイメージが付いたのではないでしょうか。
桔梗の花言葉自体はポジティブなものなので、気にする必要はないでしょう。
ただし、ピンク色の桔梗は『薄幸(はっこう)』の花言葉があり、贈り物には向いていないので注意しましょう。

2.【色別】桔梗の花言葉

桔梗は紫だけでなく、白やピンクの花を咲かせ、それぞれに花言葉があります。
そこで、ここでは桔梗の色別の花言葉を紹介します。

2-1.紫の桔梗の花言葉

桔梗の色として代表的な紫は、『永遠の愛』『変わらぬ愛』『誠実』『気品』の花言葉があり、一般的な桔梗の花言葉と同じです。

2-2.白の桔梗の花言葉

白の桔梗は純真無垢なイメージがあるためか、『清楚』『従順』の花言葉が託されています。

2-3.ピンクの桔梗の花言葉

ほんのり淡いピンクの花色がかわいらしい桔梗は、『薄幸(はっこう)』の花言葉があります。
愛らしい印象とは裏腹な花言葉で、贈り物として選ぶのには向いていないでしょう。

3.【基本情報】桔梗とは?

桔梗の基本情報は以下の通りです。

3-1.桔梗の特徴

キキョウ科キキョウ属に分類される桔梗は、6月〜9月の夏から秋にかけて目にする宿根草(しゅっこんそう)。
つぼみの時点ではホオズキの様に風船状に膨らんでおり、開花すると5〜7cmの五角形の花を咲かせます。
草丈は10〜120cmまで成長し、まっすぐに伸びるのも特徴的です。
桔梗は一重咲きがほとんどですが、江戸時代から品種改良が行われており、現在では二重咲きから八重咲きの品種もあります。
桔梗の原産地は日本や朝鮮半島、中国。
特に、日本では万葉集において秋の七草と歌われており、桔梗の花を表す『朝貌(あさがお)の花』は本種とされています。
さらに桔梗は、家紋に用いられる植物としても有名。明智光秀や坂本龍馬などの著名な人物が用いたとされています。
平安時代から鎌倉時代に渡り武将として活躍した土岐光衡(ときみつひら)が、自身の兜に桔梗を挿して戦に出向き大勝利をおさめたのがきっかけです。
桔梗は『更に吉』と書くので、語呂合わせで縁起をかついで家紋に用いたとされる説もあります。
このように、桔梗は日本において歴史のある植物で、現在でも多くの人に親しまれているのです。

3-2.桔梗の花名の由来

桔梗は根にサポニンやイヌリンなどの成分を含み、生薬として使われてきました。
中国でも漢方の素材として使用されており、中国語の『桔梗(キチコウ)』から『ききょう』と呼ばれるようになったといわれています。
ちなみに、英名の『Ballon Flower(バルーン・フラワー)』は、桔梗のつぼみが風船の形をしていることが由来です。

3-3.野生の桔梗は絶滅危惧種!

桔梗は江戸時代からの品種改良のおかげで、現在ではさまざまな花を目にすることができます。
しかし自生のものはほとんどなく、野生種にいたっては絶滅危惧種に指定されている貴重な花なのです。

4.【風水】桔梗は南に飾ると吉!

風水では桔梗は縁起の良い花として捉えられており、お部屋に置くことで幸運を呼びさまざまなご利益があるとされています。
【紫の桔梗】
紫の桔梗は、お部屋の南側に飾るとツキを呼ぶと考えられています。
仕事運の上昇も期待できるので、ビジネスでの成功を目指したい人にもおすすめです。
また、たくさんの桔梗が描かれた絵をお部屋の入り口から左奥に飾ると、金運アップが期待できます。
【青の桔梗】
青みが強い桔梗の花は浄化作用があるといわれています。
邪気が入りやすい玄関に飾ると、お部屋内の気の流れを浄化してくれます。
【白の桔梗】
心の安定と浄化作用が期待できるのは、白の桔梗です。
リビングの中心に置くことでお部屋内を浄化し、明るい雰囲気にしてくれるでしょう。
【効果的な桔梗の飾り方】
桔梗を飾る際に効果的なのは、咲いた花だけでなくつぼみを混ぜておくこと。
桔梗のつぼみにはエネルギーが蓄えられており、咲いた花と一緒に飾ることで室内のエネルギーも活性化されます。

桔梗は縁起の良い花!桔梗を眺めて日本の心を楽しもう!

鮮やかな紫を始め白やピンクの花を咲かせる桔梗。
星のような五角形の花姿で、上品な華やかさが魅力です。
古くから日本人にとって馴染み深い桔梗は、万葉集では女郎花(オミナエシ)に並ぶ秋の七草に歌われる花。
家紋としても桔梗が用いられており、歴史に根付いた植物でもあります。
桔梗は、風水においても縁起の良い花なので、お部屋に飾って日本の心を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。

まとめ

・桔梗の花言葉は『永遠の愛』『変わらぬ愛』『誠実』『気品』
・桔梗には色別の花言葉がある
・桔梗に怖い意味の花言葉はない
・さまざまな品種があるが原種は絶滅危惧種
・桔梗は風水では縁起の良い花



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