桔梗の花言葉は怖い?色別(紫・白・ピンク)の花言葉の意味や由来を解説!

更新日:2022年10月24日 / 公開日:2022年10月24日

星のような見た目の花びらに、色鮮やかな花を咲かせる桔梗。最盛期は、葉っぱの深緑とのコントラストを楽しめる植物です。万葉集に登場するほど古来から日本人に親しみ深く、歴史のある花としても知られています。今回はそんな桔梗の花言葉や由来を解説し、怖い意味があるのかや色別の花言葉も紹介します。

1.桔梗の花言葉の意味・由来

ここでは、桔梗の花言葉や由来を解説していきます。

1-1.桔梗全般の花言葉

桔梗全般の花言葉には、以下のものがあります。
・『誠実』
・『気品』
・『永遠の愛』
・『変わらぬ愛』
桔梗の華やかな美しさや上品なたたずまいから連想しやすい花言葉や、不変的な愛を表現する花言葉があるのがポイントです。
ちなみに、桔梗の英語の花言葉は以下の4つ。
・『endless love(永遠の愛)』
・『obedience(従順)』
・『honesty(正直な人、誠実な人)』
・『the return of a friend is desired(友人の帰りを願う)』
日本の花言葉に共通するものもありますね。

1-2.桔梗の花言葉の由来

桔梗の花言葉にはそれぞれ由来があります。
・『気品』
桔梗は白やピンクなどの花を咲かせますが、中でも紫は代表格の花色。
上品で気高い色合いにちなんで、『気品』の花言葉が託されたといわれています。
・『永遠の愛』
・『変わらぬ愛』
・『誠実』
ひとりの人間を変わらず愛し続けることを表した花言葉の、『永遠の愛』『変わらぬ愛』『誠実』。
これらの花言葉は、戦争に行ったまま10年間戻らない夫を待ち続けた妻の物語にちなんでいます。
戦場から帰還する夫のために、妻はお祝いの準備をしていました。
しかし、その様子を見た夫は、妻が自分のことを待ちきれずに別の男性と結婚したと思い込みます。
それを知った妻は身の潔白をしようと自身の命を絶ち、自分の勘違いに気づいた夫も後を追いました。
その結果、ふたりは永遠の愛を手に入れたのです。
この物語の妻の名前が『桔梗』だったことや、妻の家紋に桔梗が用いられた説など、花言葉の由来には諸説あります。

1-3.桔梗の花言葉には怖い意味がある?

桔梗の花言葉には怖い意味はありません。
しかし花言葉の由来である物語には、死を匂わせる戦争が背景になっていることや、最終的にふたりが亡くなってしまうことから、怖いイメージが付いたのではないでしょうか。
桔梗の花言葉自体はポジティブなものなので、気にする必要はないでしょう。
ただし、ピンク色の桔梗は『薄幸(はっこう)』の花言葉があり、贈り物には向いていないので注意しましょう。

2.【色別】桔梗の花言葉

桔梗は紫だけでなく、白やピンクの花を咲かせ、それぞれに花言葉があります。
そこで、ここでは桔梗の色別の花言葉を紹介します。

2-1.紫の桔梗の花言葉

桔梗の色として代表的な紫は、『永遠の愛』『変わらぬ愛』『誠実』『気品』の花言葉があり、一般的な桔梗の花言葉と同じです。

2-2.白の桔梗の花言葉

白の桔梗は純真無垢なイメージがあるためか、『清楚』『従順』の花言葉が託されています。

2-3.ピンクの桔梗の花言葉

ほんのり淡いピンクの花色がかわいらしい桔梗は、『薄幸(はっこう)』の花言葉があります。
愛らしい印象とは裏腹な花言葉で、贈り物として選ぶのには向いていないでしょう。

3.【基本情報】桔梗とは?

桔梗の基本情報は以下の通りです。



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