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牡丹 花言葉

牡丹の花言葉には怖い意味がある?色別の花言葉や名前の由来を解説!

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豪華な花を咲かせる『牡丹』。古くから日本で愛されている植物ですが、怖い意味の花言葉があるというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。今回は、牡丹の花言葉の意味や由来、色別の花言葉・怖い花言葉について、牡丹の基本情報、葉牡丹・芍薬との違いなどを紹介します。

目次

1.牡丹の花言葉の意味と由来

はじめに、牡丹の代表的な花言葉の意味と由来を紹介します。

1-1.『王者の風格』

牡丹は中国の唐時代、『百花の王』『花王』と呼ばれて愛されていました。
大きく豪華な花を咲かせ、秀でた美しさを持つことから『王者の風格』という花言葉がついたといわれています。

1-2.『高貴』

牡丹は美しい花の姿から、『高貴』という花言葉がついています。
また、富や地位を表す『富貴(ふうき)』という花言葉もあり、牡丹は富や豊かさの象徴です。
百獣の王『唐獅子(からじし)』と百花の王『牡丹』を組み合わせて描いた『唐獅子牡丹』は、魔除けと富貴の意味を持つ縁起が良い吉祥文様(きっしょうもんよう)として知られています。

1-3.『恥じらい』

西洋での牡丹の花言葉は『恥じらい・はにかみ(bashfulness)』です。
牡丹は雄しべや雌しべなどがある中心を覆い隠すように、花びらが重なって咲きます。
その様子が恥ずかしがっているように見えたことが由来と考えられています。
また、牡丹は古くから薬用植物として、病気治療に処方されてきました。
そのため、『思いやり(compassion)』という花言葉もあります。

2.牡丹の花言葉に違う意味がある?

チューリップやカーネーションなど、色によって違う花言葉がついている花もあります。
牡丹には色別に違う花言葉の意味があるのかチェックしてみましょう。

2-1.牡丹の色別花言葉は?

牡丹は品種改良が盛んに行われ、日本・中国・アメリカ・フランスなどで多くの園芸品種が作られています。
赤や白、紫、黄などカラーバリエーションも豊富ですが、色別の花言葉はありません。

2-2.牡丹の花言葉は怖い?

牡丹の花言葉は怖いというイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
しかし、牡丹には怖い花言葉はついていません。
『人見知り』という少しネガティブに感じる花言葉はありますが、これは植え替えをすると開花までに時間がかかることが由来とされています。

3.牡丹の基本情報

ここでは、牡丹の基本情報や特徴、名前の由来などを紹介します。

【基本情報】

3-1.牡丹の特徴

牡丹は樹高1〜1.5m程度の落葉低木で、15〜40cm程度の大輪の花を咲かせるのが大きな特徴です。
中国が発祥地で、世界三大美女のひとりとされる楊貴妃も牡丹の美しい花姿を愛したといわれています。
日本には奈良時代に薬用植物として伝わり、平安時代から観賞用として栽培がはじまったとされています。
一般的な牡丹は4月〜5月頃が開花時期です。
春に咲く品種は『春牡丹』と呼ばれており、他にも春と冬に咲く二季咲きの『寒牡丹』があります。
また、温室で温度管理をして、春牡丹を冬に咲かせたものを『冬牡丹』と呼びます。

3-2.牡丹の名前の由来

和名の牡丹(ボタン)は中国名の牡丹を日本語読みしたものです。
牡丹の名前の由来は定かではありません。
しかし、『牡』は雄(オス)、『丹』は赤色という意味があり、それぞれの語が使われた由来には以下のような説があります。

【牡の意味】
・王様の風格がある花だから
・栽培するときに種ではなく揷し木やつぎ木で増やすから
・花芯(雄しべや雌しべのある花の中心)に種ができるから
・春になると雄々しく芽が出るから

【丹の意味】
・牡丹の花の色が赤いことから
・丹は仏教で特別なものであることから

また、牡丹は花姿を例えた別名が多いのも特徴のひとつです。
牡丹の別名には、以下のようなものがあります。

【牡丹の別名】
・富貴草(フウキグサ)
・富貴花(フウキバナ)
・百花王(ヒャッカオウ)
・深見草(フカミグサ)
・二十日草・廿日草(ハツカグサ)
・鎧草(ヨロイグサ)
・忘れ草(ワスレグサ)
・天香国色(テンコウコクショク)
・名取草(ナトリグサ)
・花神(カシン)
・花王(カオウ)
・ぼうたん
・ぼうたんぐさ

3-3.牡丹はいつの誕生花?

牡丹が誕生花とされている誕生日は、以下のとおりです。

・5月10日
・5月17日
・12月17日(冬牡丹)

4.牡丹・葉牡丹(ハボタン)・芍薬(シャクヤク)の違い

ここでは、牡丹と名前が似ている葉牡丹の違いと、見た目が似ている芍薬との違いを紹介します。

4-1.牡丹と葉牡丹(ハボタン)の違い

【葉牡丹の基本情報】

葉牡丹はアブラナ科アブラナ属の多年草で、牡丹とは違う種類の植物です。
キャベツの仲間のケールが原種とされており、別名『花キャベツ』と呼ばれています。
冬になると葉が鮮やかに色づき、その姿が牡丹に似ていることから『葉牡丹』という名前がつけられたといわれています。
また、葉牡丹は、お正月飾りに使われる縁起が良い植物のひとつ。
本来は牡丹が使われていましたが、牡丹と似ていて育てやすいことから代わりにお正月に飾られるようになったといわれています。

4-2.牡丹と芍薬(シャクヤク)の違い

【芍薬の基本情報】

牡丹と芍薬は同じボタン科ボタン属の植物で、花姿がよく似ています。
英語ではどちらも『peony』と呼ばれることがあるため、見分けがつかないという人もいるかもしれません。
芍薬と牡丹の大きな違いは、牡丹は落葉低木なのに対して芍薬は草花という点です。
芍薬は牡丹よりも遅い5月〜6月に花を咲かせるところも異なります。
また、以下のように葉の形や花の散り方によって見分けることもできます。

5.牡丹を育てるならコレ!人気の種類・品種

最後に、牡丹の人気品種を3つ紹介します。

5-1.花王(カオウ)

・咲き方:万重/盛り上げ咲き
・大きさ:大輪

花王は日本の代表的な赤系の品種で、紫紅色の大輪の花を咲かせます。

5-2.貴婦人(キフジン)

・咲き方:万重/盛り上げ咲き
・大きさ:大輪

貴婦人は別名『白獅子』と呼ばれている品種で、島根県で誕生しています。
開花するにつれて、クリーム色からピンク色に変わっていきます。

5-3.紫苑(シエン)

・咲き方:万重/抱え咲き
・大きさ:中輪

島根県で作られた希少な日本品種です。
花王や貴婦人と比べて入手しにくい品種ですが、樹勢が強いので牡丹をはじめて育てる人にも向いています。

豪華な花言葉を持つ牡丹の美しさを楽しもう!

牡丹の花言葉は怖いといわれることもありますが、王者の風格・高貴・思いやりなどポジティブで豪華なイメージの花言葉がついています。
牡丹は格式の高い花としても知られることから、年上の男性・女性へのギフトにもおすすめです。
また、牡丹は縁起が良いものとされており、牡丹を植えた家は繁栄するといわれています。
牡丹は初心者でも育てやすい品種が多くあるので、牡丹の美しさを楽しんでみてくださいね!

まとめ

・牡丹の代表的な花言葉は、王者の風格・高貴・恥じらい
・牡丹には色別の花言葉や怖い意味の花言葉はない
・葉牡丹は違う種類の植物で、葉の色づき方が牡丹に似ている
・芍薬と牡丹は花姿が似ているが、草花と落葉低木の違いがあり、葉の形状や花の散り方も異なる
・牡丹の人気品種は、花王・貴婦人・紫苑



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