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子どもの頃に、四つ葉のクローバーを探したことがある人は多いのではないでしょうか。四つ葉のクローバーは、その希少性から見つけると幸運が訪れるといわれています。そんなクローバーの花言葉には意外にも怖いものがあるのだとか。この記事では、クローバーの花言葉や葉の枚数別の花言葉について解説します。
四つ葉のクローバーの一般的なイメージは、『ラッキーアイテム』ですが、クローバーの花言葉にはどのようなものがあるのでしょうか。
四つ葉のクローバーには以下の花言葉があります。
・fortune(幸運)
・私のものになって
・promise(約束)
四つ葉の花言葉である『幸運』はもっともポピュラーなイメージですね。
実はこの四つ葉の『幸運』には、キリスト教の教えに由来があるとされています。
修道士である聖パトリックが、伝道の際にクローバーの三つ葉に対して『愛・希望・健康』と例えました。
その際、四枚目の葉があるものには『幸運』という例えを用いました。
そのことから、四つ葉のクローバーに幸運のイメージがついたと言い伝えられています。
また、花言葉の『約束』にも由来があります。
聖パトリックが、西暦432年にアイルランドで三つ葉を使って布教をしました。
そのことがきっかけで、アイルランドの国花はクローバーとなりました。
また、3月17日は聖パトリックの命日であり、アイルランドやアイルランド系移民のためにアメリカでパレードやフェスティバルが開催されます。
聖パトリックに敬意を表し、シャムロック(三つ葉のクローバー)や緑色のグッズを身につけて、パレードやフェスティバルに参加する『約束の日』として扱われています。
クローバーには実は1枚1枚にも、意味合いがあります。
・fame(名声)
・wealth(富)
・faithfullover(満ち足りた愛)
・glorioushealth(素晴らしい健康)
これらが4枚そろって『真実の愛』となり、幸運に繋がるといわれています。
前述したとおり、四つ葉の花言葉は、幸せの象徴に思えますよね。
しかし、その裏には少し怖い意味の花言葉もついています。
その言葉が『revenge(復讐)』。
これには諸説ありますが、『私のものになって』『約束』という言葉に対して、それらの想いが叶わなかった時に、憎しみに繋がってしまったということ。
想いが強すぎるために、幸せとは真逆の花言葉もついているのです。
「幸せを呼ぶ四つ葉なのにそんな意味があるなんて!」と思う人もいるかもしれません。
ただ、四つ葉のクローバーが『幸運』の存在であることには変わりありません。
自分の気の持ちようで考えてみると良いかもしれませんね。
クローバーには三つ葉、四つ葉だけではなく、更に多くの葉に分かれているものがあります。
今回は1枚から10枚までのクローバーの花言葉を紹介していきます。
・困難に打ち勝つ
・始まり
・開拓
・初恋
まず1枚目ということで、始まりを感じる言葉が多いですね。
未来への希望が伺える花言葉です。
・素敵な出会い
・平和
・調和
希望の葉が2枚集まることで、出会いや周りとの調和に繋がった花言葉となっています。
・love(愛)
・希望
・健康
キリスト教の伝道の際に使われた言葉が、そのまま花言葉になっています。
クローバーの花言葉の基本の部分になっているともいえます。
・財運
見つけたらラッキー。
四つ葉とは違う方面で金銭面での良いことがあるかもしれません。
・名誉
六つ葉の発生確率は1600万分の1といわれています。
そういう意味でも、見つけた人は名誉を得られるかもしれません。
・無限の幸福
愛・希望・財運・名誉まで揃ったら次に繋がるのは、無限の幸福。
『ラッキー7』という言葉もあるので、立ち位置としてはとてもふさわしい花言葉ではないでしょうか。
・家内安全
・子孫繁栄
神社で願うような、人の根本の幸福を表す花言葉となっています。
・神の運
・邪を退ける
スピリチュアルな印象の花言葉ですが、幸運の象徴ともいわれるクローバーなので、見つけた時は押し花にして大事にとっておくと良いかもしれません。
・完成
・成就
十つ葉を見つけた時は、ずっと頑張ってきたことが成就する前兆かもしれません。
ちなみに、クローバーにはもっと葉の枚数が多いものが発見されています。
なんとギネス記録の最高枚数は56枚。
何の植物かわからなくなるくらいの枚数ですね。
クローバーは春先から白い花を咲かせ始める植物で、畑や公園など緑地であればどこでも見かけることができます。
クローバーの繁殖力はとても強く、その昔ヨーロッパからの荷物に敷き詰められて渡来してきた際、そのまま日本に根付いたといわれています。
クローバーがあるところは他の雑草が生えにくいため、緑地の整備にも重宝されています。
【英名の『クローバー』の名前の由来】
ローマ神話に出てくるヘラクレスの『こん棒』が由来になっています。
こん棒には3つのコブがあり、クローバーがその形に似ていることからラテン語で『clava(クラバ)』と呼ばれていました。
そして最終的に『クローバー』になったといわれています。
【和名の『シロツメクサ』の名前の由来】
江戸時代末期にオランダから荷物を運ぶ際、クッション材として使われたのがシロツメクサだったといわれています。
白くて、荷物を梱包の際に詰める花ということから『シロツメクサ』になったとされています。
四つ葉のクローバーは1万分の1〜10万分の1の確率で発生します。
いわゆる変異体というもので、以下の理由があります。
・成長過程で葉の部分が傷ついてできる
・突然変異として発生する
踏まれることで傷ついて四つ葉のクローバーが生まれやすいため、人が歩くような場所に行くと見つかりやすいかもしれません。
幸せのシンボルとされている四つ葉のクローバー。
アクセサリーとして、クローバーモチーフのジュエリーになることも多いですね。
花言葉が『幸運』であることから、とても縁起の良い植物とされています。
時には『約束』や『私のものになって』という思いが強すぎて、叶わない時に恨みに繋がるという説もありますが、クローバーが幸運の象徴であることには変わりありません。
クローバーを見つけたら、押し花にして持ち歩くと、きっと良い運を運んできてくれるでしょう。
・四つ葉のクローバーの代表的な花言葉は『幸運』
・四つ葉の花言葉の『約束』を思い詰めすぎると『復讐』に繋がってしまう
・四つ葉には葉の1枚1枚に意味がある
・四つ葉以外の枚数にも素晴らしい意味の花言葉がある
・四つ葉を探す場合は人がよく歩くような場所を探そう
この記事のライター
michill トレンド
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ファッション、ビューティー、ネイル、ヘアスタイルなど、幅広いカテゴリのトレンドに敏感なアラサー女子です。話題のアイテムの情報や気になる商品のレビューを紹介します。
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