更新日:2023年1月31日 / 公開日:2023年1月31日
整理収納コンサルタントの春名陽子です。整理収納サポートでもご依頼が多いのがキッチン。毎日のように使う場所だからこそ、使い勝手をあげて日々の家事を少しでも快適にしたいですよね。使い勝手をあげる方法は実はとてもシンプル。今回はキッチンの使い勝手をあげる方法について5つご紹介していきます。
キッチンは毎日のように立つ場所だからこそモノが集まりやすいですよね。
使いこなせていないモノが混在していませんか?
モノが集まりやすい場所だからこそ、まずはアイテムを厳選する事から始めましょう。
・存在を忘れていた
・1年以上使っていない
・使いにくいなど、使わない理由がある
このような場合は、手放す候補にしてみましょう。
なかなか減らせない場合は、1軍と2軍に分け使用頻度別に管理するのも1つです。
アイテムを減らすだけでも、キッチンの使い勝手は格段にあがります。
キッチンアイテムの形状がバラバラだと、必要以上に場所を取りますし、収納方法を駆使する必要が出てきます。
しかし、形状が揃ったモノにすれば収納もラクラク。
揃えやすいアイテムは以下のようなモノがあります。
・保存容器
・お皿(取り皿など)
・カトラリー
・調味料ケース
アイテムを揃えるだけで収納内に統一感が生まれ、特別な収納方法も必要なくなります。
アクション数を減らすことも、使い勝手向上に欠かせません。
アクション数を減らすには、以下のような方法があります。
・収納ケースの蓋はなるべく外す
・重ねず立てる収納にする
ポイントは【取り出しやすい状態にしておくこと】です。
取り出しやすいということは、戻しやすいということ。
出し入れしやすければ定位置に戻す習慣もつくので、モノで溢れにくくなります。
システムキッチンを3つに分けて考えると収納場所が決めやすくなります。
シンク下には水回りで使うモノ(例:スポンジ、布巾、洗剤)
調理台下には調理で使うモノ(例:包丁、まな板)
コンロ下には調理で使うモノ(例:調味料、フライパンや鍋)
同時に使うモノをまとめて配置する、これだけでも使い勝手は大幅にアップします。
行ったり来たりが多いな…と感じた場合は、配置を見直してみましょう。
空いてたら埋めたくなるのが人間の心理ですが、収納にはゆとりが大切です。
ゆとりを持たせるメリットは
・モノが出し入れしやすい
・イレギュラーにモノが増えても対応出来る事です。
ぎゅうぎゅうだとモノが重なり合って、使いたいモノがすぐに見つかりません。
モノが重ならないよう、意識して収納していきましょう。
ライフスタイルの変化やお子様の成長に伴って、その時々で必要なモノも変わってきます。
【余白】があれば、そんな変化にも柔軟に対応できます。
いかがでしたか?
ここまで、キッチンの使い勝手をあげる5つの方法をご紹介しました。
よく使う場所だからこそ、使い勝手を良くして気持ちよく過ごしたいですね。
皆様のお役に立つ事が出来れば嬉しいです。
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