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前回、「帰宅後に散らかりやすいアイテム」の整理方法について書いていただき、仕事に、あるいは子育てに忙しいmichill読者を助けてくれた中里ひろこさん。今回は、「着る服がない!」と焦ることなく、1日をスムーズにスタートできるようなクローゼットの整理術について教えていただきます!
クローゼット整理と聞くと「何かを捨てなくちゃ。でも、それができないの!」と思っていませんか?
本当に大切なのは「私は何を持っていて、何を着ているかを把握すること」です。
沢山アイテムを持っていても、多くの方が全体の20%くらいしか使えていないと言われています。
「こんなにあるのに、着る服がない」「いつも同じ服ばかり着ているような気がする」
漠然とそんな風に思っている人も多いようです。
本来のクローゼット整理では、「すべてをクローゼットから出して1枚ずつ確認する」のが理想です。
けれど、そのようなまとまった時間を取れないのなら、最近、着ているアイテムだけを集めてみてください。
トップス、ボトムス、小物などそれぞれ今、活用しているアイテムのお気に入りポイントがあるはずです。
例えば「着心地」「デザイン」「カラー」「流行」など、自分の意識するポイントを把握しておくと、今後「買ったのに着ない服」が減っていくはずです。
常に、「今の自分の心地良さ」にアンテナをたてましょう。
朝のコーディネートに時間がかかる理由は、
「クローゼット内が整っていないため、どこに何があるのかわからず、コーディネートに時間がかかる」ということ。
「どこに何があるのかわからない」の問題解決には、クローゼット内の住所を明確にすること。
例えば、私のクローゼットだと大きく4分類で、アイテムごとに住所を決めています。
① トップス
② ボトムス
③ 家着(パジャマ)
④ アクセサリー&小物
はじめに選別した現在着用アイテムを、クローゼットスペースの中で、貴方にとって一番使いやすいスペースに収めましょう。
もし今、クローゼットにスペースがなければ、「着ていない服、出番の少ない服」を一旦取り出し、別の場所へ移動させるか、箱などで一時保管するなどしてください。
「迷わない秘訣」は、現役のアイテムにしぼること。大事なポイントは、「着るかもしれない」「着ていない」アイテムを混ぜないこと。
「収納における使いやすさ」とは、「取り出す」「戻す」行動にストレスを感じにくいスペースのことです。
収納方法は、ハンガーで吊る、引き出しに畳む収納がありますが、ストレスを感じない方を優先してみましょう。
私は、畳むのが苦手なので、基本的に吊るす収納にしています。吊るす収納のメリットは目につきやすく、シワにもなりにくいこと(ギューギューではシワになりますが)。
コーディネートが苦手な人は数パターン制服のように、コーディネートセットしておくのもおすすめです。わたしは、クローゼットにフックをつけてアクセサリーやバッグも一緒にセットしています。
これまで洋服収納は各部屋のクローゼットを使うスタイルが定番でしたが、最近は家事導線を少なくするために一部屋をファミリークローゼットとしたり、一部屋までは難しければ、慌ただしい朝の着替えだけをリビング隣の和室押入れに集めておくのも効率的。
また、忘れ物が多い方は、玄関で靴を履いた後に「あー忘れた!」と、取りにもどらなくていいように、お出かけ必需品、例えばハンカチ、ティッシュ、など忘れがちなモノを玄関に収納しておくのも時間節約になりますよ。
朝の支度を少しでもストレスなくスムーズにして、ご機嫌に家を出発できれば、きっと充実した1日となりますね!お試しください!
この記事のライター
中里ひろこ
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はじめまして!日本ライフオーガナイザー協会認定講師メンタルオーガナイザークローゼットオーガナイザーカラーシェイプコーディネーター(色彩塾)骨格診断コンサルタントパーソナルメイクアドバイザー(パーソナルメイク協会)中里裕子(ひろこ)です☆2012年よりライフオーガナイザー入門講座ライフオーガナイザー2級認定講座クローゼットに特化した魅力Up☆クローゼットレッスンなど開催しております
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