更新日:2023年5月30日 / 公開日:2023年5月30日
整理収納アドバイザーのmaikoです。お悩みの多いキッチンの収納。特に食器の収納にストレスを感じている人も多いですよね。食器の収納が使いやすいと、キッチンでの家事もはかどります。そこで今回は「食器収納のコツ」をお届けします。
食器の収納でよくある悩みは、食器が多くて使い勝手が悪いということ。整理をしたいけれど、どう整理していいかわからないといった声もよく聞かれます。
食器収納を使いやすくするには、まずは持っている食器を見直しましょう。
食器の見直しでポイントにしたいのは、「使う食器」「お気に入りの食器」をメインに持つこと。食器収納の中には、よく使う食器や気に入っている食器のほかにも、ほとんど使っていない食器があることも少なくありません。
食器は自分で選ぶ以外にもらう機会も意外と多く、自分の好みではない食器がたくさんある場合も。また、形や色が料理と合わせにくかったり、枚数が家族の人数と合っていなかったり…など、使っていない理由はさまざまです。
食器は割れたり欠けたりしないと、使えない状態にはなりません。そのため、なかなか手放すタイミングがなく、使っていなくても置いたままになりがちです。しかし、使っていない食器が多くあると、食器収納は使い勝手が悪くなってしまいます。
割れたり欠けたりしなくても、使っていない食器は手放して大丈夫。使い勝手のいい食器収納にするために、「使う食器」「お気に入りの食器」がメインになるように整理しましょう。
手持ちの食器を整理したら、収納の配置を決めていきます。
普段よく使う食器は、手に取りやすい手前の位置に。比較的使う頻度が少ない食器は、奥へ収納します。使い勝手を考えると、なるべく種類のちがう食器を重ねないことも大切です。特に普段よく使う食器は、別の種類の食器と重ねずに収納できると、出し入れがスムーズになります。
棚タイプの食器収納では、コの字ラックを使うのも効果的。コの字ラックを使えば、棚の高さを生かしながらも、種類のちがう食器を重ねずに収納できます。
また、棚板の高さが調節できる場合には、収納する食器に合わせて調整するのも大切です。その際には、出し入れの際にスムーズになるように、余裕を持たせて棚板の高さを決めましょう。
キッチンの収納は、主に棚タイプと引き出しタイプに分かれます。どちらにもメリットはありますが、食器収納として使い勝手がいいのは、引き出しタイプの収納です。引き出せることで奥にある食器も見渡せ、取り出す際にもストレスがありません。
すべての場合に当てはまるわけではありませんが、棚タイプの食器収納が使いずらく、他にキッチンの収納に引き出しがある場合には、キッチン全体の収納の割り当てを見直して、引き出しに優先的に食器を収納するというのもひとつの方法です。
また、棚タイプの食器収納に、引き出しを入れ込んで使うのも効果的。軽くてサイズのバリエーションも多い、プラスチックの収納などが取り入れやすいですね。特に、低い位置の棚の奥は使いづらいので、引き出しを組み合わせると使い勝手がよくなります。
食器収納が整うと、家事もスムーズにすすむように。ぜひ見直してみてくださいね。
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