習慣①気づいたときに拭く

最初に紹介するひそかな習慣は、「気づいたときに拭く」です。

これは、一見ささいなことのように思えますが、汚れをため込まないようにするために大切なこと。

例えば、キッチンの水栓やシンク周りに水滴が付いているのを見つけときや、リビングでテレビを見ていて埃がたまっているなと思ったとき…。

そんなとき、後回しにせず、その場でサッと拭き取ります。

これが「気づいたときに拭く」という、地味ですが大切なひそかな習慣。

思い立ったときにすぐ実行できるよう、日頃から布巾やモップなどはサッと手に取れる場所に置いておくのがおすすめです。

小さな行動ですが、これを毎日続けることで汚れをため込みづらい環境になり、いつでも家がキレイですっきりとした状態を保つことができます。

習慣②買ったらすぐ使えるようにする

2つ目に紹介するひそかな習慣は、「買ったらすぐ使えるようにする」です。

これは、未来の自分をラクにして、すっきりした暮らしを実現するための習慣。

例えば、トイレットペーパーや3個入りのお豆腐を買ったとき、また、新しい洋服を買ったとき…。

買ったときの状態のまま仕舞うのではなく、トイレットペーパーやお豆腐ならパッケージやフィルムから出して収納。洋服ならタグを切ってハンガーに掛け、すぐに使えるようにしておきます。

新しいモノを買ってきた際のちょっとした習慣ですが、このひと手間で使う前のめんどうな作業がなくなり、すぐ使えるようになります。

「買ったらすぐ使えるようにする」は、日々の小さな行動ですが、未来の自分をラクにしてすっきり暮らすための習慣です。

習慣③1つ買ったら1つ以上手放す

3つ目に紹介するひそかな習慣は、「1つ買ったら1つ以上手放す」です。

この習慣は、モノが増えすぎないようにするための工夫。

新しい服やグッズを手に入れるたびに、自然と家の中のモノは増えていきます。

そこで、新しく何かを買ったら、それに合わせて古いモノや使わなくなったモノを1つ以上手放すように。

これが日々の習慣になると、モノが増えすぎて家がごちゃごちゃになることがありません。

さらに、新しいモノを買う前に何を手放すかを考えるようにすると、本当に必要なモノだけを買うことができるようになります。

「1つ買ったら1つ以上手放す」という行動を着実に続けることで、少しずつですが確実に暮らしがすっきりしますよ。

習慣④代用・兼用できるモノを選ぶ

4つ目に紹介するひそかな習慣は、「代用・兼用できるモノを選ぶ」です。

これは、モノを選ぶときに、そのモノが1つのことだけでなく、いくつものことができるモノを選ぶという習慣。

そうすると、たくさんのモノを持つ必要がなくなり、すっきりと暮らすことができます。

例えば、キッチンツールでいうと、無印良品の「シリコーン調理スプーン」は、1つで「炒める」「すくう」など、何通りもの使い方ができる優れもの。

同じように、食器を選ぶときも、和食でも洋食でもどんな料理にも合うシンプルなモノを選ぶようにすると、食器棚もすっきりします。

これが「代用・兼用できるモノを選ぶ」という、目立たないですが重要な習慣です。

習慣⑤寝る前にリセットする

5つ目に紹介するひそかな習慣は、「寝る前にリセットする」です。

これは、一日が終わったら、リビングやキッチンを元のキレイな状態に戻すという習慣。

本当にちょっとしたことですが、散らかりにくい環境をつくる手助けになります。

例えば、机の上に出しっぱなしのモノを片付けたり、散らかった本や雑誌、ソファーに置きっぱなしのリモコンを元の場所に戻したり。

これだけでも、翌朝のスタートがとても気持ち良いものになります。

毎日寝る前に5分、ちょっとだけで良いので片付けの時間をつくる。これが「寝る前にリセットする」という、見えないけれど大切な習慣です。

このリセットタイムを習慣にすると、一日一日すっきりと新鮮な気持ちで迎えることができて、散らかりにくい環境になります。

毎日の行動をちょっと変えるだけで生活は変わる！

今回は、すっきり暮らす人がやっているひそかな習慣を5つ紹介しました。

気づいたときに拭く、買ったらすぐ使えるようにする、1つ買ったら1つ以上手放す、代用・兼用できるモノを選ぶ、寝る前のリセット。

これらは、どれも毎日の行動をちょっと変えるだけでできることです。

1つ1つは小さなことですが、これらを心がけて暮らし、やがて習慣になると、生活は確実に変わっていきます。

そして、最終的にすっきりとした暮らしを手に入れることができるのです。

小さな行動でも、その積み重ねが大きな変化を生みます。

暮らしに変化をもたらすひそかな習慣、ぜひ、できることから試してみてくださいね。