更新日:2024年1月1日 / 公開日:2024年1月1日
「家にいるのに疲れる」「いつも家事やタスクに追われている感じがする」「何か暮らしを変えなければと思うけれど何をどう改善したらいいかわからない」そんなうまく言えない悩みを抱えた時、まずは家の中の環境改善から始めてみませんか?今回は片づけで良い方に変化することを5つご紹介いたします。
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
私は小さい頃から「モノを大切にしなさい」と言われて育った結果、モノはできる限り捨てずにとにかく家中の収納や隙間に詰め込んでとっておく!という間違った片づけ方をする大人になりました。
ですが、捨てない片づけは長くは続かず…。
結婚して子どもが産まれる頃にはどこに何があるかわからず、持っているのを忘れて2重にモノを買ってくる。
掃除や片づけなどの毎日のルーティンをめぐって夫婦喧嘩が増えるなど段々とモノの持ちすぎによる弊害が目立つようになってきました。
そんな時に片づけの資格に出会い「片づけというのは収納技術ではなく、モノとの関係性を見直すことだ」ということを知って部屋を片付けきったところ、毎日の暮らしに驚くような変化が!
怖がらずにモノを手放して自分に合った物量にすることで当時抱えていた様々なトラブルが自然と解決していきました。
今回は私が片づけで感じた5つのメリットをご紹介いたします。
「木は森へ隠せ!」という言葉のように、モノが多すぎる頃はモノに隠れてモノが見つからない!ということが日常茶飯事。
探し物やモノに掃除や家事を邪魔されるストレス、こんなに散らかっている部屋に暮らしている私ってダメな人間だな〜と自分を責めちゃうストレスなどなど、片付かないことで抱え込んでいる小さなストレスは実はいっぱい!
ですが、思い切ってモノを減らしてみたらこのあたりのストレスが一気になくなりました。
モノが多いとモノを無くして買い直したり、持っているのを忘れて二重に買ってきたり。
そのうえ家の中の居心地が悪いストレスを更にモノで埋めようとして、またモノが増えていきます。
当然モノは買うたびにお金がかかるし、転勤族だった我が家は荷物が増えれば増えるほど引越し代金だって、家賃だって上がります。
でも部屋を片づけてモノが減ったら憑き物が落ちたように無駄なモノを欲しくなくなりました。
買い物で無駄なモノを買う生活にこりごりして、モノよりも空間のゆとりが欲しくなったのです。
また、買う時には妥協せずに本当に欲しいモノをよく吟味して買うようになったので、一つの道具を長く大切に使うようになりました。
家の中の空間にゆとりができるようになると、今度は自分の時間にもゆとりが生まれるようになってきました。
探し物や目的がないウィンドウショッピングに出かける時間がなくなり、家の中で探し物をしている時間もなくなりました。
床にモノが落ちていることもなくなったのでロボット掃除機が毎日活躍!
毎日の家事も時短になりました。
部屋のホコリやカビは健康の大敵です。
モノがテーブルや床の上を占拠していることがなくなったので掃除がサッとできるようになり、部屋が衛生的になりました。
家事にゆとりができると「今日はソファーカバーを洗ってみよう」などプラスアルファの掃除もできるようになります。
また、心と時間にゆとりができるようになると自炊をする余裕も出てきて食生活も健康的になってきました。
お部屋が綺麗に片付くようになってからは気軽にお友達を「うちに来ない?」と誘えるようになりました。
おかげで孤立しがちな転勤族生活でもママ友をはじめとして沢山のお友達に支えてもらうことができました。
また、息子たちもそんな私を見て気軽に自分の友達を家に呼ぶようになり、お友達作りの輪が広がっているのを感じます。
いかがでしたでしょうか?
お部屋というのは人生の基盤となる場所。
部屋の景色が変わると人生はこんなにも変わるのだなぁ、と今振り返ってみると実感し、片づけの力の凄さを感じます。
部屋を片付けるのが面倒だな、と思っている方もぜひ騙されたと思ってお部屋のモノの見直しをしてみてくださいね。
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。
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