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整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。「タンスにはパンパンに洋服が詰まっているのに、着る服がない!」と思ったことはありませんか?どうやら服は枚数が多ければ良い、というわけではないようです。今回は実際に服を減らしてみて年間14着のワンピースだけで生活しているミニマリストが、洋服を減らして感じたメリット、デメリットをご紹介いたします。
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
私は現在アラフォー、2人の息子(小学生と中学生)の母。
結婚後転勤族になったり、整理収納アドバイザーの資格を取得したことを機に洋服を厳選し始めた結果、10年ほど前から日常生活はワンピースだけを着る生活にシフトしていきました。
ここ数年は14着前後のワンピースでオールシーズンを過ごしています。
今回はそんな「ワンピースだけ生活」のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
私がワンピースだけを着る生活に変わっていったのは10年ほど前。
子供たちが卒乳してから服の制約がなくなり、徐々にワンピースばかり着るようになっていきました。
なぜワンピースなのかというと、一番大きな理由は「単純にワンピースが好き!」だから。
昔はジーンズなども履いていたのですが、よく手が伸びる「自分が着たい服」「ときめく服」を観察していくとワンピースが多かったので結果的にワンピースだけを着る生活に落ち着いていった、という感じです。
毎日自分が「楽しい」「これを着たい!」と思える服だけを残すことで手持ち服の枚数がたった十数着でも十分に満足できるんだ!というのは大きな発見でした。
よく考えてみると洋服を沢山持っていた頃にも実際に着ていたのはほんの2割ほどでしたので、「タンスの肥やし」部分を手放しただけ。
着ていない服は結局、元からなくても問題ない服だったようです。
それでも、手放す最初は少し勇気が入りましたので、このライフスタイルになってから特にトラブルも困ったこともなかったのは自分でも驚きと、「手放しても大丈夫なんだ!」という自信に繋がりました。
よく、ワンピースだけを着る生活で活動しにくくないかと聞かれるのですが、スカートは足回りが自由なので意外と動きにくさを感じることはありません。
私の場合はワンピースにレギンスを合わせて着ることも多く、パンツスタイルの時とさほど変わらない活動ができていると思います。
年間を通して14着前後(時期により2〜3着の増減あり)の枚数しか持っていませんが、シーズン終わりに傷んだ服を手放して次のシーズンの服を数着買い足すので半袖と長袖の割合は季節ごとに少し変わったりしています。
また、普段の生活はワンピースだけですが、軽登山やランニングなどに使う運動用の服、習い事(ズンバ)用の服、喪服もワンセットずつ持っています。
入学式や卒業式の際は普段着ているワンピースにジャケットを合わせて参加しています。
部屋着を持つのはやめて、朝パジャマからワンピースに着替えたらそのまま1日を過ごします。
料理をする時にはエプロンをつけて汚れを防いでいます。
まず、毎日気軽に着ることができるようにポリエステルや綿などの家で洗濯できる素材を選ぶことにしています。
私は性格上、毎度クリーニングに出さなくてはいけないような服やお手入れがデリケートな服は着なくなってしまうタイプです。
ワンピースだから、と特別におしゃれ着洗いするのではなく息子たちの洋服と一緒に毎日ザブザブと洗っています。
また、ポリエステルや綿は通年着られる素材なので羽織ものや下に着る肌着などで温度を調節しながら一年中活用できるのも魅力です。
次に、できるだけ系統は統一するようにしています。
例えば同じ「ワンピース」でもカチッとしたデザインからカジュアルなものまでありますが、私はできるだけ「きれいめワンピース」で揃えるようにしています。
BBQやアウトドアの時用にデニムワンピなど少しカジュアルなものも持ってはいるのですが、ほとんどがきれいめワンピースです。
きれいめなワンピースであれば仕事にも着ていくことができますし、入学式や卒業式、会食などに着ていく催事服も兼用できるので効率がいいのです。
もちろん、自分自身がきれいめなワンピースが好き、というのも大きな理由です。
きれいめワンピースでもレギンスを合わせると少しカジュアルな印象になるので、意外と活用の幅が広いのも気に入っている点です。
ワンピース生活のメリットはまず、コーディネートに悩む時間が減ったということです。
ワンピースは上下で繋がっていますので1着選べばコーディネートは完成!
すべてのワンピースはクローゼットに掛けてあり、持っている服を全部見渡すことができるので、洋服を選ぶのも簡単です。
あとはストールやカーディガンなどの羽織ものや下に履くレギンスやタイツ、ストッキングの選択くらいなのであまり難しく考える必要がありません。
また、服装の系統が統一したので合わせるバッグやアクセサリーも絞ることができ、全体的に持ち物が減りクローゼットの風通しがよくなりました。
買い物に行く時にもそのお店の「ワンピースコーナー」だけを見れば良いので効率的にお店を見て回ることができます。
そして何よりも毎日好きな服だけを着る満足感は何にも変え難い喜びがあります。
毎日好きな服を着ているので誰かにバッタリとあっても「あんな服を着ていた…」と後悔することもありません。
また、服装から来る心理的効果なのでしょうか、ジーンズを着ている時よりもワンピースを着ている時の方が所作が柔らかくなったと感じています。
一方、デメリットだと思うことは「自転車に乗りにくい」ことです。
風でスカートが捲れてしまったり、チェーンにスカートが巻き込まれてしまう恐れがあります。
私は車と徒歩が多く自転車は乗らないのですが、通勤や買い物、子育てなどに自転車を活用している女性も多いと思いますのでそういった方にはワンピース生活は向かないかもしれません。
まずは自分自身が「ワンピースが好き」ということが大前提だと思います。
好きじゃない服装をしていても心が浮き立たないので楽しくありません。
仕事柄色々な人のクローゼット整理に立ち会う機会があるのですが、やはり「自分の好き」は一番大切な部分です。
もし、ワンピースを着るのが好きな人であればワンピースだけ着る生活はメリットも多いのでぜひ試してみる価値があると思います。
クローゼットのお片づけの参考になれば幸いです。
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。
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モノが少ない暮らしの気楽さに魅了されてしまった元転勤族。Instagramはフォロワー9.5万人超。数百軒の片付けに立ち会った経験から生み出される「お片付けの神解説がスゴイ!!!」と話題に。人生を前向きに変える片付けの力をインスタで発信中。
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